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【地味観の目⑱】破れテント多数 中華料理ひので かつて商店街であったで通りにその店はある。名前は「ひので」だが、その姿は「落日」。そのうち、何かに生まれ変わるのであろう。他の店舗のように。しかし、落日がなければ、ひのでもまた、ない。そんな当たり前を教えてくれる。大正区三軒家西。

【地味観の目⑬】阪急百貨店うめだ本店前 イルミネーション 地味じゃないです。でも、見たときからなぜか惹かれるものが。それは何か。それは「影」です。光を感じるためには、影を感じる必要があります。その派手さは地味さと表裏一体。地味観は物件の影を感じるものでもあります。派手の中の地味。

【地味観の目⑭】破れテント多数 鮨・一品料理 多津美 すごいですね。上手にむけなかったなんかのようにテントの枠のとこにちょっと生地が残っています。かろうじて「鮨」の文字が読めます。テント以外はきれいにしてはるんですが、外見より中身で勝負の心意気。平野区加美正覚寺2丁目。

【地味観の目16】破れテント多数 谷村釣具店 「釣る身になって作る仕掛」とはなかなかのコピー。地元の役もしておられる名士。たぶん。テントが破れてるのはもちろんだが、残った部分が変色している。釣る身になったはよいが、釣られる側からの襲撃を受けたのでなければよいが。西成区天下茶屋2

【地味観の目11】破れテント多数 考現学の創始者今和次郎たちが行きつけだった食堂では、欠けた飯碗にごはんを盛っていた。今たちは、出された飯碗をスケッチした。考現学の展覧会で「カケ茶碗多数」として発表された。考現学の流れを勝手に汲んでる地味観では、「破れテント多数」として収集する。

【地味観の目⑩】阪急今津線「球場前」踏切 この踏切を越えると阪急ブレーブスの本拠地、西宮球場があった。その後、西宮ガーデンズというショッピングモールになった。野球観戦という受動的な娯楽からショッピングという能動的な娯楽に変化した。しかし、ショッピングには応援のような一体感はない。

【地味観の目④】阪急づくし。 阪急大阪梅田駅。阪急百貨店に始まり、阪急グランドビル、阪急32番街、阪急ターミナルビル、阪急17番街、東阪急ビル、阪急三番街(北館)、阪急古書のまち、新阪急ホテル、新阪急ホテルアネックス、阪急三番街(南館)、北阪急ビル、ホテル阪急インターナショナル。

【地味観の目⑧】南海汐見橋駅。南海汐見橋駅は、高野山へ向かう南海高野線の起点の駅ですが、利便のいい難波駅にその座を譲っています。今では、汐見橋線という通称をもらって30分に一本のローカル線です。しかも、大阪メトロの桜川駅が乗換駅なのに、無視されている(泣)ぜひ行ってあげて下さい。

【地味観の目⑦】やまさきファミリークリニック 阪神尼崎駅で乗り換えの時、目に飛び込んで来ました。ファミリーだから、おじいちゃん、おばあちゃんは「老年内科」、子どもは「小児科」で、お父さん、お母さんは「糖尿病内科」かいっ!でも、親世代、糖尿もやけど、精神的ケアもして欲しいなぁ。

【地味観の目⑥】株式会社酒井精肉店 とにかくツタに覆われている。真夏に見ると、ちょっと涼しげにも見える。でも、涼しく見えるのは、ツタのせいだけではない。肝心のお店は、開いているのかどうかちょっと分かりにくい。大きなショーケースには、ロースハムのみ鎮座している。日本橋駅南へ5分。

【地味観の目②】外国やないんやから…… ショッピングセンター、デュー阪急山田。ふと見上げて見れば、日本語がほとんどない!だいたい「デュー」なんて、村上ショージのギャグか、懐かしい飲み物「マウンテンデュー」ぐらい!ところで、日本語の名前のついたショッピングセンターってあるの?

【地味観の目①】生活必需品って何よ コロナが拡がり、緊急事態宣言が出た。営業していいお店は生活必需品を扱うお店だけだ。でも、生活必需品の範囲狭くない?生活観が貧困すぎる。生活観の豊饒化を目指す地味観の真逆。これじゃ、マーケットバスケット方式だよ。「人はパンのみに生くるに非ず」

【地味観の目③】そんな疲れてるの? 電車通勤をしています。以前と比べて、駅に着いて降りる人が座っていた場合、立ち上がるのが遅くなった思いません?そんなにみんな疲れているのかなぁ。昔は、駅に着く前に我先にとドアに群がっていたように思うのですが……。

【地味観の目15】破れテント多数 デラックスドライクリーニング 萬代屋 この物件に選挙のポスターを貼らない方がよかったかも。だって、テントと同じように“やぶれました” この候補者の義祖父が大阪万博のときの府知事。義父が国会議員。テナントの前にテントを募集したいところ。阿倍野区北畠

【地味観の目12】破れテント多数 TEA ROOM ヒロ テントが破れていて、テントもこの色調。メニューも古そうだ。自転車はお客のじゃない感じで、生活感がめっちゃ出ている。これは、「喫茶店遺跡」と思ったら、とんでもない。現役バリバリの喫茶店でした。ごめんなさい。地下鉄玉出駅近く。