◆言葉による吟味省察においては、佐藤信夫『レトリックの消息』64頁(白水社,1987)が提示する(仮構現実を含む)現実(レベルR)、視点・認識(レベルQ)、言語表現の型(レベルP)の概念区分と相互連関を意識する。Rは表現者に開かれている。他方でQとPにおける制約と自由がある。