人気の記事一覧

1978年、突如人類を襲った未曾有の大災害を少年はモニター越しにじっと眺めていた。 世界中をパニックに陥れたウィルスはしかし、彼にとっては闇から抜け出す為の「鍵」に思えたからだ。やがて時が経ち「鍵」と引換えに人である事を捨てた彼は、闇の淵に手をかけ光の当たる場所へと身を乗り出す。

古来より戦乱の夜を駆け抜けた者たちがいる。 謀略、暗殺、諜報の業を持って主君を影から支えながらも裏切りの果てに国を追われた彼らは、海を渡り遠き地に根を張る。 そして百五十年の時を経て、迫り来る敵を討つ為、彼らは再び動き出した。 今度こそ「闇」から故郷(ホーム)を守るために……。