1978年、突如人類を襲った未曾有の大災害を少年はモニター越しにじっと眺めていた。
世界中をパニックに陥れたウィルスはしかし、彼にとっては闇から抜け出す為の「鍵」に思えたからだ。やがて時が経ち「鍵」と引換えに人である事を捨てた彼は、闇の淵に手をかけ光の当たる場所へと身を乗り出す。
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