ナポレオン言行録

『ナポレオン言行録』(後編)|福田和也「最強の教養書10」

『ナポレオン言行録』(後編)|福田和也「最強の教養書10」

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今月は、日本人が大好きなあのフランスの英雄に関するこの一冊。(後編) ★前編を読む。  トゥーロン攻囲戦の功により、ナポレオンは少将に昇進した。二十四歳だった。ところがその後、ロベスピエールが処刑され、ジャコバン派が一掃されたため、一時

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『ナポレオン言行録』(前編)|福田和也「最強の教養書10」

『ナポレオン言行録』(前編)|福田和也「最強の教養書10」

人類の栄光と悲惨、叡智と愚かさを鮮烈に刻み付けた書物を、ひとは「古典」と呼ぶ。人間知性の可能性と限界をわきまえ、身に浸み込ませることを「教養」という。こんな時代だからこそ、あらためて読みたい10冊を博覧強記の批評家、福田和也がピックアップ。今月は、日本人が大好きなあのフランスの英雄に関するこの一冊。(前編)                 十四年ほど前のことであるが、某週刊誌でナポレオンの連載をしたことがある。  新連載に対する編集長の意図が、「団塊の世代が定年になるから

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