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【俳句あるある2続き】なんだが、つまるところ「想像の余白」なのだと思う。詩情を感じるのは作者ではなく、読者だからだ。作者が自分の主観的な判断や感情を述べてしまえばそれは他人事。読者が想像する余白があるから自分事となる。 蜜柑美味しいなら他人事。 蜜柑照るなら自分事。 違いが文字数

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【俳句あるある2】君の句は詩情がない 近代俳句は子規の写生、虚子の花鳥諷詠が根っこにあるので有季定型が基本。だがその後の発展の中、主観的な句も観念的な句も当然名句がたくさんある。なんでもアリだが、ひとこと詩情があるかないか、そこに尽きるらしい。 んじゃ詩情ってなんだという話文字数

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【俳句あるある1】君の句散文的だね。 原因と結果が読んでわかるような説明的な句で、こう突っ込まれる。気持ちまで述べちゃうのも一因。 しゃぼん玉大きくなりてはしゃぐ子ら (原因)しゃぼん玉が大きくなった→(結果)はしゃぐ子どもたち はしゃぐ→もう、はしゃぐって言っちゃったら文字数

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【俳句これいいの?】比喩って難しい 知らず知らずに比喩を使っちゃうことあるよね。 紫陽花は手毬のように…直喩 紫陽花の風船三つ…直喩 破顔する紫陽花…擬人法 紫陽花きらり…オノマトペ(擬態語) 悪くないんだ。でも、紫陽花って言えば、それは全て伝わると言っていいかもしれないの文字数

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