永正12年(1515)6月22日は松前大館の蠣崎光広がアイヌ首長ショヤコウジ兄弟を謀殺した日。北海道南部の渡島半島で劣勢に立たされていた光広は和睦と偽って彼らを酒宴に招き酔わせて謀殺した。光広の後継者である義広ものちに同様の手口で西部アイヌの首長を和睦儀式の最中に殺害している。