たくさんの過去生を憶えているけど それはアストラル体ではなく エーテル体によるものゆえに 出来事自体はどぅでもよく とにかく “呼吸が圧迫されるのは良くない” という教訓だけが残った 今生あたしはものすごく呼吸が深く “歌は呼吸でできているのだ” “この呼吸を聴いてほしい”って
ほんとうのほんとうは 地球そのもの存在しないほうが はるかに良いのだが 地球とかいう穢れた星と いますぐ縁を切るのは不可能だとしても 人間の姿でいるのは あまりにも悲惨で屈辱的 地球とかいうバカにどうしても付き合うのなら、あたしは山の霧がいい 人里離れた山奥を白く覆う霧がいい