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かつて男性だったその人を同じ自分とは到底思えず、見方によれば“彼”はあたしの唯一の肉親 この世を生きるのに適さないあたしが なんとか生きてゆけるようにと あたしでも出来る仕事に就いて業界資格も取って生活を安定させてから“彼”は死んだ 遺産で生きているあたし 資格者証はあの人の遺影

男女両方の自分がそれぞれ生きている、という人が身近(note)に現れてしまって、あれこれ考え込んでいる あたし(女性)はこの世を生きたいとは思ってなかったのに “彼”(男性)は一方的にあたしに身体を明け渡して世を去った 客観的には性転換のプロセスだが あたしからすれば“彼”は自殺