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好きな本の著者が 仲のよい友人が 職場の知り合いが ふとした瞬間 親を家族を話題にするとき 否応なく思い知るよ 自分は被差別身分だって 『親に感謝しなさい』とか 好き勝手言ってくる馬鹿とは 即座に絶縁するくらいの力は得たけど 何の救いにもならない 生まれてこなければよかった

2年前

ある日、男性としての生涯はもう尽きることを理解し、女性化を始めた。 『性別を維持できない』 ほんの、このひとことが男性時代の終わりを告げた。 そんなふうに女性化したから 引き返す道を持っていないし 女性としての人生設計も将来もない 男性であることを辞めたら次は 人間をやめたい!!

家系図が気持ち悪かった 子どもの頃からずっと 歴史書によく出てくる この世では重要な家系図なるものが どうしようもなく気持ち悪くて 自分がそこに組み込まれるのは 絶対にイヤだった 男児を産むのが使命、とか 想像を絶する気持ち悪さだ こんな世界にいたくない 生まれてきたくなかった

2年前

生まれたという苦しみを 生きるという苦難を 贖うすべはどこにあるのか 現世は偽り 偽りの太陽偽りの昼 偽りの月と安らぎのない夜 魂の闇夜とはこの世のことで 死とともに魂にも夜明けが訪れ 大いなる歓喜とともに この世界から去る 真実のない肉 溢れるばかりの 髑髏を置き去りにして

2年前