林武という画家を知った。 女性が髪を梳かす姿を描いた『梳る女』と、 富士山を描いた『富士』 は実物を見てみたいな。 構図にこだわり続けた画家という説明があって、私は構図のよしあしはわからないけど、『梳る女』は、見た瞬間「綺麗…」と呟いて息を呑んだ。
私には「私のベストを尽くす自由」がある。だから、誰かに私の正しさを証明する必要はない。誰かを説得する必要もない。誰かに「勝つ」必要もない。誰かは誰かのままでいていいように、私も私のままでいていい!
最近自分の中で「人間はミルフィーユ」説が浮上している。 人間の中にあるミルフィーユが、ゆるくなって、すき間が見えてくると、今まで気づかなかったその人の輝きのようなものが、チラチラゆらゆら見えてくる。 どうやら、人がフタをしているものの中にこそ、その人本来の宝石があるらしい。
夢の中である人に「あの表現はあなたの本意じゃなかったことを私は知ってる」と伝えた。相手はやや曖昧な反応だった。でも私には「伝えた」実感がすごくあった。 人の心が多重構造ならば、夢で伝えるのも多分アリだと思う。また夢で会えたらその人の魂に伝えてみようと思う。