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Stram. というレメディ  rm6

こんにちは
ホメオパスのゆっこです。
写真は散歩中に出会ったクロッカス。残雪も少なくなりました。
今日は、ナス科三兄弟シリーズ完結編。

Stram. ストラモニウム

Stram.  の原料は、シロバナヨウシュチョウセンアサガオです。
この原物質は脳に作用して中毒症状を起こし、頻脈、高熱、散瞳(瞳孔が開く)、羞明(まぶしがる)、そして幻覚、恐ろしいせん妄、異常行動など精神機能に強く影響します。

したがって、レメディの Stram. のテーマは「非常な恐怖」。

暗闇、孤独、鏡や水面など光るものを怖がり、明かりと仲間を必要とする人。
信心深く、熱心に、絶え間なくしゃべり、笑い、歌い、祈り、罵る。
幽霊や幻影などの幻覚に怯えています。
大きさや距離に関する妄想があり、実際は小さなものが大きく、または小さく見えます。
精神的な高揚、性的な興奮、マスターベーション、下品な会話、躁病。
そういう高揚と憂うつ感が交互に現れます。

Stram.  は脳だけでなく、喉、皮膚、神経にも影響します。
極度に喉が渇くけれど水が怖い(恐水病)。
尿や便などの分泌物、身体の排出は抑圧される傾向で、てかてかしたのぼせ、皮膚の紅潮、発疹。
表情筋や運動筋がの可動性が増し、優雅でリズミカル、あるいは逆に乱暴な動きになります。
震え、パーキンソン症候群、片側の麻痺、舞踏病、てんかん、痙攣、痙縮。

一言で表すなら、Stram. さんは「狂信的で言動がアブない人」のイメージですね…。

ナス科三兄弟レメディを比較すると、
熱の高さ Hyos. < Stram. < Bell. 
脳の興奮度 Bell. < Hyos. < Stram. 
という感じです。

はい!ここで Bell. の記事でお話しした「Bell. はナス科3兄弟の筆頭ですが、わたし的には末っ子の印象」の理由。
それは、Bell. → Hyos. → Stram. の順に病理が複雑になるので、Stram. が長男、Hyos. が次男、Bell. が末っ子となるから、でした!
逆では?というご意見もあるかもしれませんね。
ええ、ぶっちゃけ、どちらでもいいんです♡ 覚えられれば(笑)

息子の幼児期に癇癪から半狂乱?っぽくなって、Bell. →変化なし、Hyos. →変化なし、というときに Stram. で収拾したことがありました。

レメディは単品でも買えますが、Bell. 30Cは基本キットに、Hyos. 200Cと Stram. 200Cはキッズキットに含まれています^^

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた♪


こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安


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