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ティッシュ・ソルトのこと

こんにちは
ホメオパスのこおろぎです。
今回はホメオパシーで使われるティッシュソルトについて。

ティッシュソルト( TS: Tisseu Salt )とは生命組織塩と訳されるもので、要は体内のミネラル分のことです。
ホメオパシーでは、症状はバイタルフォースと呼ばれる生命エネルギーの流れの滞りの表れと考えます。
バイタルフォースの滞りの原因は内外様々ありますが、内側の素因の一つに挙がるのが TS のバランスの乱れ。
TS の過不足というアンバランスから組織や臓器が本来の働きができなくなっているということなのです。

ホメオパシーのレメディーには、この TS のレメディーもあります。
TS として使うときは、ポーテンシー(希釈振盪の度合い)は C フォームもありますが、 X フォーム(10倍希釈)が主です。
 X フォームはより本来の TS に近いポーテンシーになります。

TS のはたらきは、体内ミネラルバランスを調整することで組織や臓器をサポートすること。
だから、症状があってもなくても使えます。
ちょっとサプリメントに似た感じですね。

身体の状態に合わせて選んだ TS のレメディーをとる、という流れはいつものレメディーと同じですが、TS はある程度継続することが前提です。

例えば、試験勉強などで頭を使いすぎたり、神経的な疲労、精神性の頭痛には Kali-p. ケーライフォスという TS 。
わたしもパソコン作業のとき(この記事を書いているまさに今!)や、資料作りなどで頭を使いすぎて脳が疲れているときに 6X というポーテンシーでとると、ふわ~と緊張がほどけていく感じになり(個人的な感想です)、助かっています。
敏感体質の方は1粒から始めるのがいいと思いますが、そうでなければ3~4粒とるのがおススメです。

ちなみに TS にはどんなものがあるかといいますと、
Calc-f. カルクフロア、Calc-p. カルクフォス、Calc-s. カルクソーファー、Ferr-p. ファーランフォス、Kali-m. ケーライミュア、Kali-p. ケーライフォス、Kali-s. ケーライソーファー、Mag-p. マグフォス、Nat-m. ネイチュミア、Nat-p. ナットフォス、Nat-s. ナットソーファー...などなど。
挙げたような化合物タイプのほか、Sil. シリカ、Cob. コバルトなど、単体の TS もあります。

ミネラルバランスが主因の症状であれば TS で解決してしまうことも珍しくなく、世界には TS だけを処方するホメオパスもいるほど!

TS のことを知りたい方はこちらのページも参考に。
The Tissue Salt MATERIA MEDICA(ティッシュソルトのマテリア・メディカ)

ミネラルバランスという観点からのケアもぜひ取り入れてみてくださいね♪
TS の講座も計画したいと思います😊

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた♪


こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安(ようていくっちゃん)

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