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【問1】eSIMとは?

少し前からちょこちょこ耳にするようになったeSIM。いったいどんなものなんでしょう。

さて、そもそも。

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tomekwaleckiによるPixabayからの画像(SIMカード)

SIMってなんです?って人いますかね。さすがに居ませんか。スマホとかタブレット端末を契約すると一緒にくっついてくるアレです。

機械の横やバッテリーのフタをパカっと開けたとこにある、小さな小さな差込口に差し込む(そのままですね)小さな小さなカード。あれをSIMカードって呼びます。

簡単に言うと小型の記憶装置(チップ)で、契約者や通信会社の情報が書き込まれています。アレを差し込んで設定を終えないと、スマートフォンは使えません。

よくSIMフリーのスマートフォンやタブレット、なんてのを聞きますがSIMカードが要らないって意味じゃなくて、どこの通信会社のSIMカードを差しても使えますよってことです。

では本題。eSIMとは何か。

これも簡単に言いますと、先ほど説明したSIMカードがなんと、

スマホなりタブレットなり、機械本体にはじめから埋め込まれているものの事をeSIMと呼びます。用途はほぼ同じなのですが、いくつか通常のSIMカードより優れた機能を持っています。

①書き換えが簡単

通信会社を変えるときに、いちいちカードを差し替えしなくて済みます。ユーザーがスマホなどを操作し、ネット経由で必要な契約情報をダウンロードすればOK。

郵送されるのを待ったり店舗に行く必要なし。大幅に時間と手間が減りますね。

②複数の契約情報を入れられる

例えばドコモと格安SIMの両方の契約を、ひとつのeSIMに入れて場面に応じて自由に切り替えられます。

今でもSIMを2枚入れられるスマホが売られていますが、そういう使い方をする人には手間が省けるんじゃないでしょうか。

③ひとつの契約情報を複数の端末で共有できる

eSIM対応の端末でなおかつ、ペアリング出来る機種の場合に限りますが。

例えばドコモの1回線の契約情報を、別々の端末で共有して使えるそうです。通信会社はイヤがりそうですね。

例えば。

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Michal JarmolukによるPixabayからの画像

昔はDVDやCDを買ったりレンタルしてきてプレイヤーにセットしていましたが、今はダウンロードしたりストリーミングですよね。そんな感じです。

ユーザーにとってはかなり便利になるのですが、通信会社にしてみたらこれ真逆。むしろ乗り換えが気軽に出来るような機能なので、導入するメリットが乏しい。

海外ではすでに一般的になろうとしているこのeSIM。日本の通信会社は及び腰です。ケチくさいですねぇ。

eSIMとは?答え

機械本体に埋め込まれたチップ。通信契約の情報を簡単に書き込み、書き換えられるSIMカード。複数の契約情報を書き込むことも可能。

ちなみにスマホやタブレットに限らず、あらゆる通信可能な機器に利用できます。例えば自動車やテレビ。とても小さいのでスマートウォッチとかARVRゴーグルとか。

今後はめちゃくちゃお世話になる可能性大なので、しっかり覚えておきましょう。

それでは今回はこの辺で。さよなら~



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