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コロナ後遺症と自律神経とクラッシュ

コロナ後遺症を治していく上で一番難しいのはクラッシュとPEMの存在だ。

いつもなら問題のなかった運動や行動を、ある日同じことをしただけで、クラッシュしたりPEMする時がある。

クラッシュし、更に体力や身体の機能が落ちた時、以前効果のあった薬やサプリメントが効かなくなる場合がある。

4月中旬に夕方病院へ行き、疲れただけで、その夜クラッシュしPS9の寝たきりになった。その夜息子に言われて、ヒラハタクリニックのYouTubeを見ながら、初めて呼吸リハビリをした。少し回復した。次の日、初めてヒラハタクリニックのオンライン診療を受け、抗ヒスタミン剤(H1ブロッカーとH2ブロッカー)を服用した。劇的に回復し、その後10日位は順調に回復し、今思えばPS8位になっていた。しかし、その後、漢方薬2種類を処方され、副作用が出た。漢方薬は2日で中止したが、その次の日息子は右手で耳垢をとって疲れただけでクラッシュした。再びPS9に戻ってしまった。その後、抗ヒスタミン剤が効かなくなった。

我々母子は焦った。だんだんと薬やサプリメントが増えていった。ある日、薬の副作用で息子の調子が悪くなった。その日から、薬とサプリメントを必要最小限に減らした。

減薬すると、息子は元気を取り戻してきた。嬉しかった。凄く元気だったある日、部屋のポータブルトイレまで歩き、用を足し、ベッドに戻った。突然呼吸が苦しくなり、その後4時間くらい、酸素缶で吸入したり、深呼吸したりして、なんとか治った。しかし、その日から、歩くのが恐くなった。今はベッドの上で寝返りを工夫したり、座ったりするリハビリを続けている。

先日、夜眠れずに、自律神経の勉強をしていた。皆さんご存じの通り、自律神経には、交感神経と副交感神経がある。息子は今交感神経が強く、後頭部、首、肩、背中が緊張している。身体が緊張すると身体全体がうまく動かなくなる。呼吸法などで緊張を緩め、副交感神経を優位にすると、手や足の指が動き出したりする。

よく考えてみると、自律神経の不調からクラッシュしたことはない気がする。クラッシュは、その時のメンタルと身体の疲労の容量をオーバーした時に起きる気がする。ということは自律神経の不調症状を恐れることはない!ということだ。今まで我々母子は自律神経の不調とクラッシュを混同していた。自律神経の不調を恐れすぎて、リハビリができなくなっていたのだ。これからは自律神経の不調の症状を恐れずリハビリを楽しく頑張って回復していきたい!と思う。深夜の大発見に興奮し、更に眠れなくなったけど幸せでした。

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