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映画は最初と最後で決まる!?

オープニングが最高にイカしている映画に出会うとワクワクがとまらない。そのまま
突っ走り名作となる映画もあるが、オープニングだけでその後は平凡な出来の映画も
ある。

印象的な映画のオープニングを思い出してみた。

オープニングは最高だがその後は普通だった映画に「アメリカンジゴロ」「ドラゴン
タトゥーの女」「ラ・ラ・ランド」etc.

オープニングも最高だがその後も最高だった映画に「ファニー・ゲーム」「 007 ス
カイフォール」「レザボア・ドッグス」「この世界の片隅に」etc.

次に印象的な映画のラストを思い出してみた。

映画のラストが最高な監督に、クエンティン・タランティーノ、ジャン=ピーエル&
リュック・ダルデンヌ兄弟がすぐに思い出される。タランティーノ監督作品でラスト
が一番好きな作品は「デス・プルーフ in グラインドハウス」だ。ダルデンヌ兄弟は
全て作品のラストが素晴らしいので選ぶのが難しいが「ある子供」「少年と自転車」
が一番好きかもしれない。

どんなに途中つまらない映画でもラストが決まると全て帳消しになり、最高の映画と
なることもある。ライアン・ゴズリングの「ステイ」という映画、何が言いたいのか
さっぱり分からず途中で観るのをやめようかと思うほどだったが、ラスト全ての謎が
解けたとき涙がとまらなかった。「お見送りの作法」という映画は地味な作品で普通
やな・・・と思いながら観ていたが、ラストシーンで嗚咽するほど号泣した。

映画は最初から最後まで観ないと絶対に評価してはならない。


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