探し物は意外な場所から見つかる法則

先週の金曜日私が作った書類を上司にチェックして貰った。上司は丁寧にチェックしてくれた。私の書類はカラフルなマーカーや赤のボールペンで直されていた。すぐに直した箇所をパソコンに入力したかったが、その日は朝から会議に行かなければならなかった。会議が終わり事務所に戻った。朝上司から受け取った書類を見ながらパソコンのデータを直そうと思った。しかしカラフルな書類が見当たらない。同僚も巻き込みながら自分の机まわりを探し回ったが無かった。自分の机まわりは全て探し尽くしたのでいったん諦めた。来週月曜日が来ればきっとあっ！とビックリするような意外な場所から発見されるに違いないと信じて家に帰った。

本日月曜日出勤した。もちろん行方不明の書類はなかった。朝から探すことはせずに他の仕事をしていた。簡単な数学を使う仕事があったので計算式を書くため机の下の棚に置いてあるメモ用の裏紙を取ろうとした。１枚取ろうとしたが何枚か付いてきた。何枚かまとめてクリップで留めてあった。クリップで留められた書類を机の上に置いた。カラフルなマーカーや赤のボールペンの色が見えた。私は「あった〜！」と事務所中に響き渡る声を出した。何故足元の裏紙を置く棚にそんな大切な書類を置いたのか全く分からない。しかしとにかく見つけることが出来たから嬉しかった。「やっぱり探し物は意外な場所から見つかるわ！」と同僚達に妙な自慢をする私は迷惑な女です。すみません。