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ハッピーエンド派orバッドエンド派?

どんな世界にもエンディングはある。映画はエンディングが重要だ。どんなにオープニングや中盤が素晴らしくてもエンディングが決まらないと映画の魅力は随分減ってしまう。逆に途中どんなに退屈でつまらなくてもエンディングがバチっと決まれば名作になる可能性がある。

エンディングにはハッピーエンド、ノーマルエンド、バッドエンドがある。

若い頃はバッドエンドの映画が大好物だった。結婚し子どもができ映画を観る回数が少なくなった30〜40歳代の頃、バッドエンドを観るのがキツくなり、ハッピーエンドの話ばかり観るようになってきた。

子育てが終わり映画を観ることが急激に増えてきた今、再びバッドエンドが大好きになってきた。

バッドエンドを避けるようになった頃、その原因を歳のせいにしていた。やはり歳をとるとバッドエンドを観るのがキツくなったのだと思っていた。しかし、原因は歳ではなかった。

ではバッドエンド好きが復活した原因は何だろう?原因として考えられるのは「映画を毎日観るようになった」「何故か最近本能のままに生きるようになった」その2つだ。

もちろんハッピーエンドの映画も大好きだ。特に大好きな俳優には幸せになってほしいと願いながら映画を観ている。先日今ハマっているチャーリー・ハナム主演映画「ザ・レッジ12時の死刑台」を観た。ラストシーンでガックリした。寝るまでしばらく落ち込んだ。バッドエンドだから好物な訳ではない。切れ味の鋭い、見事なバッドエンドだから感動があるのだ。

一生忘れられないシーンがどこか一つでもある映画はそれだけで名作だ。毎日毎日そんなシーンを求めて映画を観ている。

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