見出し画像

六甲山のトラウマは克服出来ず…残念!

以前noteに「地獄の六甲山で別れなかった奇跡」を書いた。内容は結婚前の私と夫が六甲山天覧台に向かう途中、車の故障で断念した苦い思い出だ。

今日バラライカというロシア料理屋に行くために神戸へ行った。ピロシキとボルシチが最高だった。食後「この後どうする?」となり私は30年ぶりに六甲山に車で行く?と提案した。そして車のナビに六甲山天覧台を入力し出発した。途中夫は六甲山に登るケーブルカーがあるから車でケーブル乗り場に行こうと言い出した。そして乗り場に着いたが夫は思い直し「やはり車で行くか!」と言った。

しかしその後色々あって結局車でたどり着くことは出来ず、結局ケーブルカーで六甲山天覧台に行くことになった。六甲山天覧台から見える景色は私が30年間膨らませてきた想像とは違って感動的な見晴らしとは言えなかった。

今回も結局六甲山天覧台に車で行くことは出来なかった。30年ぶりに六甲山へ向かう急な坂道を車で走りながら私達は再び緊張し無口になっていた。きっと六甲山の坂道には我々の乗る車が進めない何かが立ち塞がっているのだろう。もう二度と我々が2人で六甲山には登ることはないと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?