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【近所のデザイン人】Vol.01 WEBディレクターなかたにさん(お仕事紹介編)

「近所のデザイン人」は周りのデザインに関わる仕事をしてる人のお仕事紹介とデザインに関する悩みにお答えするシリーズです。

今回は、第1回目としてはしもとの営業時代を知る元同僚のなかたにさんをゲストにウェビナー対談を行いました。

その一部の抜粋になります。

二人の出会いある日「できる人」が入社してきた

はしもと:なかたにさんとの出会いは20年ほど前です。
わたしが営業として働いていた広告代理店に、グラフィックデザイナーとして入社してきました。
会社規模が13人から50人に拡大する時期に出会い、わたしの営業時代を知る人です。
最初の印象は「できる人がきた」でした。

その後、わたしがその会社を辞めて会わなくて、数年経って久しぶりに会ったなかたにさんの印象は、随分と垢抜けた、でした。
いい意味で社会に溶け込んでいる、いい意味で(笑)。
また久しぶりに会うようになって、お題を出し合い、意見交換をしているうちにヒントを得て、デザインを考える上で、こういう意見交換の会話を見てもらうのも面白いのではということで、今回のオンラインセミナーという形に至りました。

未経験で始まったデザイナーキャリア

なかたにはじめまして、現在はWEBディレクターをしていますなかたにです。
グラフィックデザイナーからWEBデザイナーを経て、計20年ほどこの業界にいます。
これまで改めてデザインやWEBについてお話をする機会がなかったので、経験者として、勉強されている方になにかの気づきや、刺激になるようなことをお伝えできたらと思い参加させていただきました。

キャリア経歴
1. 大阪美術専門学校卒業
2. 小さめの広告代理店にてグラフィックデザインを未経験でスタート(勤続5年)
3. 中くらいのWEB制作会社でWEBデザインを担当(勤続5年)
4. 大きめのソーシャルゲーム会社でディレクション業務(勤続5年)
5. 大きめの人材派遣会社の制作部門(勤続5年)

なかたに現在は個人事務所と会社勤めで活動しています。

2.の会社(はしもとと同僚の時の会社)ではチラシ、のぼり、ノベルティのデザインから、会社案内のコーポレートパンフレット、ロゴ制作、会社ブランディングなどを制作していました。
特に寿司屋のチラシはよく覚えています。

はしもとグラフィックデザインはWEBデザインと違って、自由度が高い。その上で、立体感を出しつつも並列にも並べられていて、それでも強調するところは強調している。それをなかたにさんはさらっとやっているように見えました。
後にグラフィックデザインが未経験と知り、大変驚きました。

現場体験談 本人にしかわからない苦悩や葛藤

なかたに僕は当時23、4歳。20代はがむしゃらでしたから、時間の制限なく働いていました。外からはさらっと見えていたかもしれないですが、内心は死に物狂い。血反吐を吐く思いで仕事していました(笑)。
ポスター一枚とっても、文字の配置やレイアウト調整で徹夜をしたこともありました。いくらプロであっても、完成までの苦労は本人にしかわからない。時に厳しく感じる時もありました。
WEBデザインはグリットが主流なので、紙媒体をやっていたので意外とすんなり入れました。
LP、企業のコーポレートサイト、キャンペーンサイトの立ち上げ、ソーシャルゲーム系のディレクションもしました。
制作人数は、小さい案件で二人。それは大きい会社でも同じでした。
それに企画営業担当を付ける形で、実作業が二人といったケースが多いです。
規模の大きい旅行代理店の運用の案件をした際は、企画営業だけで50数名。デザインが10数名、エンジニアが10数名といった時もありました。各ページを構成する際は小ロットで、担当営業1名、デザイン1名、コーダー2名、エンジニア1名の5、6人の規模感でした。

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有料版では、ウェビナーでのお仕事紹介編の全編(約30分)がご覧いただけます。

【有料版の内容】
・はしもととなかたにさんの関係
・なかたにさんの自己紹介
・現在の制作メンバーの構成は?
・仕事でつらかったことは?
・人から指摘されることについて
・若い頃から人からの意見を受け止められたか

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