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EX02|3月12日、13日の試合へのご招待

こんにちわ! 福島ファイヤーボンズ・橋本尚明です!

この土日は、1位のファイティングイーグルス名古屋に連敗・・・。差を縮めるための絶好の機会と思って挑んだ試合でしたが・・・。無念です。

しかし、これで気落ちしたり、あきらめたりしている人間はチームに一人としていません。

必ず頂点まで駆け上がりますので、引き続き、応炎のほどよろしくお願いいたします!!! 

そんなモチベーションを爆発させているぼくらですが、とりわけ大切にしたいゲームがあります。

3月12日(土)、13日(日)のホームゲームです。今回はこの2試合に抽選で16名様ずつご招待させていただきたく、noteを更新しました。

急なご案内で大変恐れ入りますが、もしよかったらご覧ください!

ばんばん@FEダイエット部さん撮影

特別な意味を持つ、3月12日、13日の試合

なぜ今回、皆様をご招待したいと思ったのか。それはこの2試合が、私たちチームにとって特別な意味を持った試合だからです。

福島ファイヤーボンズは、2013年、東日本大震災の放射能の影響などで、外に出て遊ぶことができなくなった子どもたちに、笑顔を取り戻そうという一心で生まれたチーム。

なぜ、自分たちがバスケットをさせてもらえているのか。その原点に立ち返り、もう一度、この福島への感謝を表現する日だと考えています。

震災から年月が経ったものの、まだ完全に復興したとは言えません。心の傷を抱えておられる方もいらっしゃいます。

自分たちには小さなことしかできません。でも、小さいと分かっているからこそ、そこには全力を注ぎたい。

そしてその全力の姿を一人でも多くの方に見ていただきたい。

こうした背景があって、ぼくの背番号である16から、12日、13日のぞれぞれ16名様ずつご招待する企画を考えました。

こちらにゲームの詳細がございますので、もしよろしければご覧ください! 

ユニフォームも特別仕様。ブースターの皆様の投票で決まった最高のデザインです。

また、当日の相手はあの越谷アルファーズ。

1月、彼らのホームでは大変苦しめられました。あの時のような、いや、あの時以上の熱い試合を皆様にはお届けしたいと思っています。

=Junko=さん撮影

「#ナオの応炎席」で、観戦日をツイートして応募!

3月12日、13日の試合へのご招待枠への応募は、

「#ナオの応炎席」
]

とハッシュダグを付けて、3月12日、13日のいずれかの観戦日を記載してツイートをお願いいたします!

「3月12日に観戦したいです! お願いします!! #ナオの応援席

みたいな投稿でOK! 締切は3月5日(土)18時です。

当選された方のツイッターアカウントには担当者からのDMにて、その後のお手続きをご案内させていただきます。

まだお越しになったことがない方も、この機会にぜひ、足を運んでみてください。

こちらには、ぼくのnoteの運営スタッフが初めて試合観戦をしてくれた感想が書かれています。よろしければご覧ください!

NAIKAさん撮影

福島ファイヤーボンズと橋本尚明

東日本大震災が起きた時、ぼくはまだ学生。衝撃的なニュースが目に飛び込んできたのは、ちょうど沖縄で合宿をしていた時のことです。

「同じ日本の中で、大変なことが起きてる・・・」

テレビの画面に釘付けになりました。

突然、理不尽に日常が奪われる・・・。福島の皆さんのお気持ちは、ぼくでは到底、想像できません。

だから、福島へチームが移ることになった時も、もちろんその記憶は頭をよぎりました。

震災の爪痕が残っているこの場所で、応援してくださっているファンがいる事実。

これまでにはない想いが湧いてきたことは確かです。

elly♡さん撮影

そして当時、もうひとつ、ぼくが福島ファイヤーボンズへの想いを強くした出来事がありました。

それは大怪我をしている橋本尚明の力を借りたいと思ってくれていたということです。

以前noteでもお伝えしたこともありますが、ぼくは2020年12月に選手生命を脅かすほどの大怪我をしてしまいました。

加えて前のチームでは思ったような活躍ができなかった。

「もう自分がBリーグにいつづけるのは無理だろう」

と、ものすごく弱気になっていたんです。

自分には家族もいる。これからどうすればいいんだろうと思うと、胸が締め付けられる想いでした。

そんな時、もう一度、たたかえるチャンスをくれたのが、福島ファイヤーボンズでした。

怪我から復帰できるのは2021年10月。それまではリハビリが中心で、満足いく練習もほとんどできなくて。

そんな状況でも声をかけてくださった。

「橋本尚明を獲っても大丈夫か?」「彼は本当に活躍できるのか?」

という声もあったはずです。

ぼくもチームを編成する立場にあって、自分みたいな選手がいたら同様の不安を覚えます。

でも、そんな中で、何人かの方が「獲るべきだ!」と言ってくださったから声をかけてもらえたのかなと思いました。

だとしたら、ぼくが活躍しなければ、その人たちの立場がない。

こういった想像ができるようになってから、消えかかった気持ちに、もう一度、火を灯すことができました。

ステフさん撮影

そんな気持ちにファンも後押しします。

「島根じゃ少ししか見れなかったけど、好きになった」
「横浜時代からずっと見てます。もう一度、立ち上がってほしい」

ぼくのことを気にかけてくれる手紙やSNSへのメッセージが、数えきれないほど届きました。

中には震災に遭われた方からの言葉もあったと思います。

さらにこのタイミングで、兄の紹介からnoteの運営チームが発足。やってきたこと、考えてきたことを言葉にして発信することで、勇気や自信が湧いてきました。

どうしてアスリートが、見る人に力を与えるのか。

それはどんな状況下でも、絶対にあきらめず、困難に打ち勝とうと本気でぶつかっていくからではないでしょうか。

折れそうになった時、応援している誰かに気がついて、自分なりに踏ん張った時、思っても見なかった豊かな未来がやってくる。

こういったことを証明するためにぼくはバスケットボールをしているのかもしれません。

・・・偉そうに申し訳ございません! でも、正直な気持ちです。

そういう想いを持って、これからの試合、そして3月12日、13日は、たたかわせてもらいますので、ぜひ、会場まで足を運んでみてください!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

#バスケットボール#Bリーグ

【PROFILE】

橋本尚明(はしもとなおあき)

ツイッター/https://twitter.com/hashimotonaoaki
インスタグラム/https://www.instagram.com/aaa16ccc/?hl=ja

1992年、愛媛県松山市生まれ。大学在籍時は新人戦にて最優秀選手賞とアシスト王を獲得。その他、西日本選手権、関西学生選手権で優勝を経験し、関西学生選手権と関西学生リーグ戦では優秀選手賞を受賞するなど実績を積む。

その後、2015年に大阪エヴェッサと契約。主力選手として活躍。プレーオフにも出場。2017年、富山グラウジーズへ移籍。主にシックスマンとして、チームのB1残留に貢献した。

2018年には横浜ビー・コルセアーズへの移籍。アメリカの伝統的スポーツ用品メーカー・スポルディングと、ブランドアドバイザー契約を締結。

2021年、島根スサノオマジックへ移籍するもシーズン中盤に故障により離脱。現在は福島ファイヤーボンズと契約。

福島ファイヤーボンズの詳しい情報はこちらから!

公式HP/https://firebonds.jp/
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