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[偏愛レビュー#01] 世界の不条理に立ち向かう幾つもの物語と、青春の終わりのせつなさが詰まった、70's Salsa を象徴する大傑作…
90年代後半から2000年代前半、仕事の関係でやたらめったらラテン音楽を聴いていました。 時は渋谷系後期、レアグルーヴは基本のキ、サバービアからフリーソウルでカフェアプレミディが心あるレコード棚を焼き尽くし、初CD化の嵐が吹き荒れていました。 大好きでした。でも、その界隈は、いろんな意味で遠かった。 指を咥えて、いつか俺もと思わなくもないが、まずは目の前に没頭だと。 1枚、2枚、もう10枚、なんだかんだで100や200、とうとう彼らが鼻をつまむような、大人数で髭男