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中国の演技派女優「唐嫣(ティファニー・タン)」をご紹介します。

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は中国芸能界で数々の賞を受賞してきた演技派女優「唐嫣(ティファニー・タン」をご紹介したいと思います。

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唐嫣は1983年生まれ、上海出身の女優です。2001年18歳の時、「第三届舒蕾世纪星选美比赛全国电视总决赛(第3回SLEKスタービューティーコンテスト)」に参加し、グランプリに選ばれました。2004年、中国で最も有名な映画監督「张艺谋(チャン・イーモウ)」「オリンピックベィビー」として見出され、アテネ・オリンピックの閉会式にパフォーマーとして参加しました。その後、2009年に、人気俳優「霍建華(ウォレス・フォ)」と、神話ドラマ「仙剑奇侠传三(Chinese Paladin)」で共演し、一躍有名になり、2016年「中国金鷹テレビ芸術祭」で「金鷹女神賞」に選ばれました。

オリンピックベィビー:アテネ・オリンピックの閉会式の際に行われた「北京8分間」というステージに出演する14名の少女のことです。

私個人的にも大好きな女優なので、ここで彼女の作品を3作ご紹介しますね。

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(1)ドラマ:锦绣未央(王女未央-BIOU-)

この作品は、中国の南北朝時代を背景に、家族を奪われた亡国の王女の愛と復讐を描く中国の古代ドラマです。唐嫣は、亡国の王女「李未央(リーウェイヤン)」役を演じていました。このドラマは、ネットの再生回数が230億回を超えるほどの大ヒットを記録し、彼女自身も「第22回華鼎賞(The tripod Award)」で「最優秀女優賞」を受賞しました。また、このドラマをきっかけに、共演者である俳優の「罗晋(ルオ・ジン)」と交際し、2018年10月末に結婚を発表しました。現在双子を出産し、二児のママとなっています。

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(2)ドラマ:金玉良缘(Perfect Couple)

この作品は、明王朝時代を背景に、江家の娘「江晓萱(ジャンショウシュエン)」のフリをした旅芸人の娘「玉麒麟(ユーチーリン)」が、将軍家系である金家の長男「金元宝(ジンユェンバゥ―)」と結婚することになり、やがて恋に落ちるラブストーリーです。唐嫣は、軽快で明るい旅芸人の娘「玉麒麟」役を演じ、台湾出身の大人気俳優「霍建華(ウォレス・フォ)」と共演していました。彼女が演じた「玉麒麟」役は高い人気を誇り、「中国大学生テレビドラマ部門」で「最も高感度の高い女優」に選ばれました。

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(3)ドラマ:何以笙箫默(マイ・サンシャイン~)

この作品は、大学の中でも優等生である「赵默笙(ジャオモーション)」と、同級生の「何以琛(ハーイーチェン)」のピュアラブストーリーです。何以琛に一目ぼれした赵默笙は、積極的にアプローチし、やがて付き合うようになりますが、すぐに何以琛がアメリカに留学をしてしまいます。学生時代の初恋が大人の恋に変わり、男女の一途の愛を描くという、なんとも胸キュンな作品です。唐嫣は、主人公である「赵默笙」役を演じていました。この作品は放送当時の人気が高く、歴代の中国テレビドラマの中で、唯一1日の再生回数が3億回を突破するほど大ヒットしたドラマです。彼女はこのドラマをきっかけに、「乐视生态共享之夜(LeTV授賞式)」で「年度最も人気が高い女優賞」に選ばれました。

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唐嫣は中国で高い人気の女優のため、数多くのブランドは彼女をブランドイメージキャラクターに起用しています。日本の化粧品ブランドである「資生堂」も、2017年から、今現在に至るまでの3年間、唐嫣をブランドイメージキャラクターとして起用しています。彼女は資生堂の「コスメ部門」を担当し、特に「Rouge Rouge」という口紅が中国で人気が高いようです。

以上、演技派女優の「唐嫣」のご紹介でした。彼女は現在育児を優先するため、表に出てくるような仕事をしていませんが、育児が落ち着いたらまた新しい作品に出演してくれるでしょう。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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