金鷹テレビ芸術祭で最優秀女優賞に選ばれた人気女優「郑爽」についてご紹介します

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は、中国の人気女優「郑爽（ジェン・シュアン）」についてご紹介したいと思います。

郑爽は1991年、辽宁省生まれの清純派女優です。彼女は幼い頃からピアノ、フルート、ダンス等様々な習い事をしていました。とても頭が良く、小学校の時に何度も飛び級し学年をスキップし、16歳で「北京电影学院（北京芸術大学）」に入学してしまいました。彼女が女優として芸能界にデビューしたきっかけは、学園ドラマ「一起来看流星雨（花より男子）」で「楚雨荨（牧野つくし役）」を演じたことです。そこから、数多くの人気作に出演し、金鷹テレビ芸術祭で「最優秀女優賞」にも選ばれていました。また、彼女のファンは熱狂的ということもあり、彼女に関するあらゆることがよく話題に上がります。

ここで、彼女が出演した作品を3作ご紹介します。

（1）ドラマ：古剑奇谭（古剣奇譚～久遠の愛～）

邪悪な力を体の中に封印し、その力と戦う苦難の運命を背負う少年「百里屠蘇（バイリートゥースゥー）」は、人里離れた「天墉城（てんようじょう）」で修行した際に、幼い頃出会った巫女の「風晴雪（フォンチンシュエイ）」と運命の再会をする。体内にある邪悪な力と闘いながら仲間たちと旅に出る、というファンタジードラマです。郑爽は、天真爛漫な狐の妖「襄铃（シャンリン）」役を演じました。このドラマは中国のゲームを基に制作されていて、当時放送されたドラマの中で一番視聴率が高い作品でした。郑爽もこのドラマをきっかけに、第13回「华鼎奖（The tripod Award）」で「最も人気が高い女優賞」に選ばれました。

※過去にご紹介した女優の「杨幂（ヤンミー）」も出演しています。気になる人はこちらの記事をお読みください。

（2）ドラマ：寂寞空庭春欲晚（皇帝の恋、寂寞の庭に春暮れて）

この作品は、康煕帝と良妃をモデルにしたラブストーリーです。康煕帝は姦臣オーバイを監禁し、オーバイの一党を粛清し、チャハル親王の娘「良児（リャンオー）」も逃亡することに。その頃、お忍びで民情お視察に出かけた康煕帝は刺客に襲われ、同行した「納蘭容若（ナ―ランロンロー）」とはぐれてしまい、良児と運命的な出会いをする、という古代恋愛ドラマです。郑爽は「良児」を演じました。当時、この作品の平均視聴率は1.174%で、16日間連続視聴率TOPになっていました。余談ですが、この作品で康煕帝を演じた俳優の「刘恺威（ハウィック・ラウ）」は杨幂（ヤンミー）の元旦那です。

（3）映画：悟空传（Wukong）

この作品は、西遊記の中に出てくる「孫悟空」がダークヒーローとなって活躍するさまを描いたアクションファンタジー映画です。生まれ故郷である「花果山（ファーグォーシャン）」を滅ぼした「上聖天尊（シャンシェンテンツゥン）」に恨みを抱いていた悟空は、復讐を果たすために彼女の住む天宮に向かい、万物の宿命をつかさどる「天機儀（テンジーイー）」を破壊し、天界を潰そうとする・・・という内容です。郑爽は、悟空のかつての恋人である「阿月（アユェイ）」を演じました。この映画は当時中国で高い人気を集め、興行収入は7億元（約108億円）に達しました。

以上、金鷹テレビ芸術祭で最優秀女優賞に選ばれた人気女優の「郑爽」のご紹介でした。彼女は中国で人気が高く、よく「热搜（ホットニュース）」に出てくる話題性のある女優です。気になる方は、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール：hashimoto@enjoy-japan.jp