はしこ。
9年前のぼくたちはまだまだ子供で 今だって大人なんかじゃないのかもしれないけど 少しは生きることに慣れてきたように感じます。 大人になっても社会人になっても なかなか会えなくても 最近どうしてるかなんて知らなくても やっぱり大切な存在だと思います。 苦しい時期に助けてもらったというのもあるけど なによりトガっていた、未熟だった“あの頃”が宝物です。 どこかしらの何かしらが似ていたのかもしれませんね。 あの頃あの街で出会えて 友人でいられて本当によかった。 二荒山の境内で
本当に大切な言葉はTwitterにはない。 noteにだって書きたくないし、友達にだって話さない。 でもそれが心の表面をまるっと覆ったとき、こうやってnoteの奥底にしまいなおさなければならなくなる。(“な”って5回打った) 指から離れた言葉は、感情と1mmのズレもなくそこに存在し続けることなんてできないのに。 そのくせ一度手放した言葉を取り消すこともできない。 ヒロイックに書き立てた気持ちなんてぜんぶ作り物で、本当のところは もっとつまらなくて、もっとズルくて、もっと情けな
ラブレターだって遺書だって書くのに
幸せと同じ名前を呼んでみる よだれ垂らして振り向くアホづら 教室で雁字搦めの赤い糸 辿った先は君のマフラー 竜剣のキーホルダーお揃いで買お? おねがい 家の鍵につけて 溺れてく 君/140 僕が必ず アーモロートへ 調べたの、雑に寄越した花言葉 深い意味はないかもだけど 明日には言えるだろうか仕返しを 手も握れないルサンチマンで…… 知らないで、あなたの寝息聞こえると そっと解けてく私の魔法 知ってるよ、ずっと君をみてたから えくぼは鎧 無邪気は呪い 本当はわ
花の色 滲んだ手首 5cmの ジッパーひらいて君に逢えたら 銀色の折り紙譲る優しさは 君のためだけ 覚えていてね 蝶の翅 小瓶に詰めて12枚 君によく似た妖精作るよ 夕立ちに怯むアイツの背中睨んで 濡れたセーラー 立てた中指 野良猫を無責任に手懐ける ような優しさ はやくころして 僕だけが取り残されたラッシュアワー 夏の魔物が手招きしている 落書きも退部届けも恋文も 全部を君のために書けたら 踊り場のいびつなシミに恋をした ワルツを踊ろうチャイムが鳴ったら 春
精神的に安定していないと人間に愛してもらうことはできない。生きづらいだけならまだいいけど、それで人に迷惑をかけたくないよ。ただでさえずっと誰にも愛されてこなかったのに、どうして嫌われないようにすら生きられないの。子供の頃からずっと気付かないフリをしてきたものが、最近堰を切ったように溢れてきて無視できない。会社でも思うように体が動かなくて、気持ちが切れると涙が出てきて、涙を止めるためにずっと気を張ってなくちゃいけなくて。家に帰ってきたら全然動けなくなって、動けるようになったら涙
下書きに溜まっていく「タイトル未設定」が 枯れていった言わぬが花であるということを 僕は知っている。 コンプレックス三昧カレー、どこでなにをしているかよりも、愛の深度、読むな、生きててよかったというのなら、しつけ、神様を知った日 読まれる用ではないnoteばかり増えていく。 人に読まれない文章なんて存在しないのと同じなのに。 高校生の頃から野田洋次郎になりたい!と思っていた。 RADWIMPSは僕が書きたい歌詞を先に書いていたりするので意識的に聴かないようにしていたから
児童文学を書きたいし、教科書で読まれたいし、文藝賞がほしい。 自己肯定感というかポジティブを乗りこなせる人間すごいな。 感情の振り幅がサウナ↔水風呂しかないうえに、八割方ネガの水風呂に浸かっているみっともない人間で、Twitterも鬱陶しくしてしまうし、そんなんだからみんな僕のこと嫌いになるんだーーわーーーー となっても変わることができないのは悲惨。 身勝手な親が招いた家庭環境とか小学生の頃担任にイジメられてたこととかたくさん要因はあるんだろうけど、五十音順で一番最初にあ
各位、ご卒業おめでとうございます (まじでおめでとうございます) 「かわいい」とは何か それは魂の発露だ 沢山の体温が生き様を刻んだミスiD2022 その全てを知ることができない自分が悔しくもあり 恨むべき世界には、呪うべき社会には まだまだこんなに素晴らしい人間がいる と思わせてくれたことが何よりも嬉しいです 「かわいい」という形や色、温度や質感、匂いや硬度 テンプレートのない ましてやスタートラインもゴールすらもない戦い その先にある魂の発露が 本当にかっこよくてか
脚本を書いたことも、芝居をしたことも、映画に携わったこともないけれど良い映画はわかる。 良い映画とは、不親切な映画だ。 これは完全に好みの問題であり、わかりやすいコメディを見下しているわけではない。 僕にとっての良い映画。 映像の優れた点は極端な話、台詞がなくてもいい ということだろう。 写真に言葉がいらないように、映像は伝える手段として台詞を制限することができる。 それは表情であり、所作であり、なんてことのない風景であったりする。 作中で「言葉」について言及されたシーン
やっぱり誰にも愛されない化物だったじゃんね 「はやく1番ちょうだいよ」って神様も歌ってる 「生きる」ってコマンドは負けイベだから仕方ないのよ キャッチーに病まなきゃ選べない裏ワザ 欲しかったのはこんな退屈じゃなくて 世界平和の先にあるはずのくだらない天国 それがダメなら地獄で一緒にピクニックしよって 言ったよね 言ったけど 行ったきり君は帰ってこなかった 社会性とかしゃらくせぇww みたいな 若者代表スローガン 型落ちになってスローダウン 韻を踏んでも陽にはなれない
一頻り鳴いた鳥 番は遥か西の空 結露する窓ガラス 指で結んだオリオン座 救急車のサイレンが街を一瞬止めて あなたに追いつけるような気がした 夜が短くなっていく だから私は髪を切る あなたのためじゃない あなたのせいじゃない 救えない過去が 掬えない感情が 十七歳の記憶に巣食う ピアスホールは忘れない アームカットは忘れない 傷ついた日のことを 普通という言葉に疑問を持たず 普通に生きたいだけだった 無償の愛以外、何もいらなかった 環境を憎むことすらできなかった
「私についてnote一本書くくらい執着をしてください」と仰っていて、僕がそんなことを言っても書いてくれる人はいないだろうから羨ましく思っている。 現に僕は書いている。 天才である僕に筆を取らせることができる存在、誠に天晴れである。 自分のことを天才だと言い続ける僕も やはり化物なのでしょう。 「あなたは化物じゃない」と書こうと思った。 けれど、僕の知りうる限り尊敬する人間に 化物を飼っていない人間なんていませんでした。 それは、人にはそれぞれの地獄があるということと同じ
最近は美しく生きられていない 仕事はそれなりに頑張っている 過去を振り返り過去に心が囚われている 高校時代の人間関係 滅多に誤字をしない人間なので それだけで憂鬱になるし 今の生き方が間違っていると教えられる 物心ついたのが4年くらい前 それ以前の自分は言葉の才能を 良くない方向に使っていた 自分と他人を傷つける美しさなんて美しくはないのに 美しく生きられない奴が正しく生きようとする 自分の言葉をお守りにすることでしか生きられない それでも、正しくないことが=美しい
海の底は真っ暗 真鍮のイヤリングが眩しい 毛羽立つ週刊少年ジャンプ 青春の利息で首が回らない 成し遂げられなかった青春は 埃被ることもなく 後悔の棚の一番いい所に陳列されたまま 天才の余熱で生きている 余熱、残り香、惰性、悪あがき 蝋燭が短くなるような感覚 天才を終わりにしようとする自分 天才で終わりにしようとする自分 強迫観念のように 毎日毎日毎日毎日歌詞を書いた 書かなくてよくなった瞬間に最後の一滴が止まった 断線したイヤホン 左耳だけ音が流れる 曲を曲として
15時が近づくにつれて、マブタが重力に逆らえなくなる。 急いで宿題を終わらせて、母さんが作ってくれた大きいおにぎりを一つ食べる。今日の具はぼくの好きなウメボシだった。 ご飯を食べ終えたらおふろに入る。 湯船につかりながら眠ってしまうことも少なくない。 母さんにからだをふいてもらうのは はずかしいので気を付けるようにしている。 15時30分になるともうほとんど眠ってしまっている。 ぼくは夜をしらない。 どれだけ頑張っても空が赤くなるところまでしか見れたことがない。 これがビョ