おめでとうは言わないけれど

9年前のぼくたちはまだまだ子供で
今だって大人なんかじゃないのかもしれないけど
少しは生きることに慣れてきたように感じます。

大人になっても社会人になっても
なかなか会えなくても
最近どうしてるかなんて知らなくても
やっぱり大切な存在だと思います。
苦しい時期に助けてもらったというのもあるけど
なによりトガっていた、未熟だった“あの頃”が宝物です。
どこかしらの何かしらが似ていたのかもしれませんね。

あの頃あの街で出会えて
友人でいられて本当によかった。

二荒山の境内でお酒を飲んだこととか
宇都宮駅前の喫茶店で語ったこととか
東武デパート地下のクロワッサン買って
HELLO DOLLYに行ったこととか
何話したかなんて全然覚えてないけど
全部いい思い出です。

ぼくは未来より過去が好きで
それは変化が嫌いだからで
ずっとモラトリアムに片足を突っ込んで思い出を磨き続けているアラサーメンヘラ男性からしたら
眩しすぎるパーティでした。
本当にあなたは賢くて美しくて素敵だよ。

幸せでいてくれてありがとう。

お互い幸せでいようね。

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