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6/6 キャバクラで両親の偉大さを知る

こんばんは。
今日は仕事でとある地方都市の駅前に泊まっております。

仕事の都合上よそへ出掛けて宿泊する機会が多いのですが
今回のように駅前に泊まることは珍しいです。

一日仕事を終え、ホテルにチェックインをしたら自分の時間。
散歩も兼ねて、夕食を探しに出歩くのです。

本日の宿となるこの場所は新幹線の駅もあるためかなり栄えており
定食、チェーン店、ラーメン、居酒屋…
さらには夜のお店もたくさんあります。

実はこの場所。来たのは初めてではなく
かつて会社の先輩と同行で来たことが何度かあります。

酔った先輩に引きまわされ、連れて行かれたのはキャバクラ。
若い女性と飲んで話すだけの場所、と言ってしまうとそれまでですが、歳をとるとそういうところが好きになる…らしいです。

私といえば、酒に関しては驚くほどの下戸であり
シラフの状態で特に興味もない夜のお店へ連れまわされている状態。

普段見慣れない露出の多い服を着ている女の人に絡まれることを考えると少し気が重たいのです。本業とされてる方には大変申し訳ないことなのですが…あの雰囲気というか、かなり苦手です。女性への耐性がまるでないみたいですが、多分ないんだと思います。お恥ずかしい。

その時席に着いてくれた方もシラフな私の相手をするのは大変だったと思います。
シラフで初対面の方相手だと、どうしてもカタい話やありきたりな話ばかりになってしまうので…。

そんな折、家族の話になった時
その人はシングルマザーで働いていることを教えてくれました。
その話を聞いた時、この人も誰かのお母さんなんだなとふと思いました。

うちの母親とは年齢も何もかもまるで違いますが
子供のために夜遅くまで働いている。
なんだかその事実だけですこし心が温まりました。

親、と家庭について
それぞれのご家庭で様々な事情があると思います。
私の同世代の周りにも話を聞く限り
お世辞にも良き両親とは言えぬようなことを聞いたり
家庭事情の良さに思わず羨んだりすることが実は少しあります。

ですが
私は自身の両親には最大限の感謝をしております。

様々な制約のある環境の中で
わがまま放題だった私を食わせ、学ばせ、遊ばせ、育ててくれた両親には頭が下がりません。

それは両親のみならず、祖父祖母に従兄弟叔父叔母
さらに大袈裟に言えばこれまで関わってきた全ての人たちに
私は感謝をしたい。

綺麗事に聞こえるかもしれません。
もはや綺麗事以外の何者でもない。
それでもこの気持ちを記しておきたい。
そう思い今日の日記と致しました。

もう一度キャバクラの扉を叩く気には全くなれませんが
子育て、応援しています。お子様に良き未来がありますように。


そんな今日は普通にまぜそばを食べてホテルに帰っただけでした(キャッチが怖い)。

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