今まで、何となく聞いたことがあるけど、伝説上の国のような、なんとなくボヤッとしていたオスマン帝国と、現在のトルコ共和国の連続性がやっと掴めた。 しっかりと20世紀まで存在していた国だということを理解。 また、皇位継承を安定化させるための兄弟殺しが、多くの人の感情変化を伴うものではなく、伝統として、制度化されて、皇位継承の度に粛々と実行されていた事に、動物としての人間種の、残虐さというか、本質を見た気がした。
スターリングラード連続2本視聴の2本目 こちらは、勝った方のソ連側。 と、言っても悲惨な戦争に変わりは無いのだが。 こちらは、しっかりハリウッド映画なので、愛と勇気とハッピーエンド。 実在の人物、ヴァシリ・ザイツェフの活躍を描いているけど、プロパガンダに使用されたであろう、真偽不明のエピソードを取り上げているのは、ただ、心動く物語を創りたかっただけなのか、何か他に意図があるのか。 穿った見方をしてしまう。
スターリングラード連続2本視聴の1本目 史実通り、しっかりナチスドイツ軍は悲惨な終わり方をしている。 組織全体の性格や方針を体現している偉い軍人達と、その人達の命令に絶対服従しつつも、生きる為に必死に戦う現場の軍人。 戦争映画は、必死に生きる、剥き出しの生命力を感じるから、つい観てしまう。
美しい。 ノマドの人たちの考え方や生き方が美しいし、アメリカの自然と映像も美しい。 もう少し歳をとってから、大きい、高精細な画面でもう一度観たら、染みるだらうな。 幸い、今の自分は大きな喪失感を経験した訳でも無く、燃え尽きてしまった訳でも無いので、そこまで染み込まなかった。
Wikipediaで映画の解説を見て、初めて題名の意味を知った。 そして、車の音が、かなりリアリティがあってドキドキするので、お勧め。 鑑賞しながら、 ふと、 撮影で多くのスタッフが見守るなか、この雰囲気を出せる、ロバート・デ・ニーロとジャン・レノは、やっぱりかっこいい。
ドッグマン。 私的には、かなりカッコいいぞ。 特に、ドラァグクイーンのショーで歌う場面は、最高。 「痛み」を経験した人は、魅力的で深みのある人間になると思う。 それにしても、こんなに精神的な質量の大きい作品を創ってたら、そのうち、自分自身が重みで潰れちゃうんじゃないかと少し心配。
これこれ、この熱さ。 虚構を本気で創る。 プロの人達は勿論だけど、駆け出しで、側から見たら恥ずかしいくらいかっこ悪いものを創ってるけど、本人たちはいたって真剣。それを導く人達も真剣。 傍観者では、決して味わえない本気感。 ちこっとでもその世界に触れてしまうと、相当憧れる。 一般社会でやると、ハマれば良いけど、時と場所を考えないと、面倒くさい奴で処理される。
エアロスミスが流れてくる? 2019年5月頃からこの企画が動き出したみたいだから、12月から始まるCOVID-19を予期して、困難に立ち向かう人類を描こうと、制作を開始していたとしたら、 凄い。
システム障害に限らず、どの障害でも考え方は応用可能。 なんとなく分かっていて、経験値と言う属人的なスキルでふわっと対応している事って多いと思う。 難しいけど言葉にして整理すると、どこでも使える技術になるよね。医療業界って特に多い気がする。
やはり、実話に基づく物語は面白い。 それにしても、国とはなんだろう。 「祖国」と呼ぶものは、魂の拠り所だったり、守りたいものであったりするし、「国家」と呼ぶものは、利用する対象で、利益をあげるシステムとして考える傾向がある気がする。 多くの人は、その間で揺れ動いているのだろうけど、権力を持ち国の中枢にいる人たちは、祖国多めでいて欲しい。
すんごい面白くて、胸くそ悪い会話劇。 1942年のヴァンゼー会議なので、しっかり議事録が残っているので、本当にこんな会話がされていたんだろうけど、どこでどうなったらこんな極端な思考に走るのだろうか? その基礎には、ドイツ国民のヒトラーへの圧倒的な支持が有ったわけで… しっかり勉強しようっと
実は2回目。 帰還兵のPTSDと一言で言ってしまうけど、いつ死ぬかわからない戦場と、祖国のフツーの日常生活とのギャップは埋められないものだろうな。 命を扱い、死が日常にあるという意味では医療現場も同じかな。勿論、医療は自分の命が危険に晒されている訳では無いので、心の負担は全然違うけど、 人間の脆さと命の消え方を実感する点においては、ちょっと感覚的にわかる。そして、世間とのギャップもわかる。 それにしても、サミュエル・L・ジャクソンは深い。
中世もの、実話に基く物語好きとして観てみた。 一言で言えば、若く、勇敢な王子が紆余曲折ありながら、立派な王へと成長していく物語。 ただ、紆余曲折の内容が、金、経済的な問題に関する描写が多かったので、なんか共感できた。 なんで、かんで言ってお金は大切。 それと、フランス王ルイ11世の台詞「戦争は、バカのやることだ」がすごく気に入った。
怖がらせる気で創って無いから、ホラー苦手な私でも楽しめた。 驚いたのは、これが実在の人物の話だということ。 本人しか知り得ない事を突いてくるのは、確かに、悪魔の仕業と考えやすいからなぁ… 神道を含めて、自然発生的な宗教では、どうなんだろうか? 現象として存在したのであれば、悪い神様が原因かなぁ、 考え出すとわからん。 まあ、面白かったけど。
低予算映画ってどれくらいの予算のことを言うのかわからないけど、かなりしっかり創られている感じ。 コールダーが、絵に描いたようなダメ男だけど、人間これくらい自由でも良いんだよなァと、思ってみたり。
これぞハリウッド! 初っ端、甲板の上から飛行機が発射する時に「ドーン」の鐘の音で涙腺ドーンて感じだった。 途中、若干時代遅れな感じはしたけど、最後はしっかり大感動。 やっぱり、トムクルーズとトップガンはカッコいい!