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数年ぶりに五島に帰った② #goto201808

 2018年8月24日、台風が近海にありつつも五島の上空は晴れ、バーベキュー日和だった。#goto201808①はこちら↓

2018/8/24

 五島では「ミナ」と呼ぶが、ほかの地方では「ビナ」「シッタカ」などと呼ぶらしい。正式名称は知らない。海の食べ物あるある。
 我が家では塩ゆでにして食べることが多い。一度ゆがいて中身を取り出し、炊き込みご飯にするのもよい。

 上記の会話は、五島を舞台にした自作小説『エボリューション・アイランズ!』で登場人物たちが交わしているもの。セルフ聖地巡礼、意外と丁寧にいろいろ拾っている。

 富士見L文庫『飯テロ 真夜中に読めない20人の美味しい物語』に拙作「いけず(旧ペンネームの氷月あや名義)」が収録されており、福江の書店の特設コーナーに置いていただいていた。感謝!

 ツイートの1枚目の写真の「列」の字の上にある黄色い表紙の本は、恩師杉山正明先生による『海の国の記憶 五島列島:時空をこえた旅へ』(平凡社ライブラリー、2015年)。
 久賀《ひさか》のルビが《くが》になっている等のミスはあるものの、五島の歴史を東アジア史の広い視点から俯瞰できる一冊。恩人の子であり教え子であるということで、私の名前が出てくる。

 8月24日は夕やけマラソンの前日だった。父がずっと市民ランナー(島民ランナー?)で、夕やけマラソンは年中行事だったので、私も走ってみるようになった。
 夕やけマラソンは、前半で内陸の農業地帯を走り、中盤以降は写真のような感じで、海を見下ろす高台の農業地帯を走ることになる。ときどき牛がいて芳香がただよう。
 父の自転車を借りて走っていった先は、夕やけマラソンでいうところの13~15kmあたりに集落が広がる崎山。風車を見に行った。

 夕やけマラソンに向けて、お客さんの集まった両親宅にて。畑のとれたて野菜とか、五島牛とか、戸岐の漁港で買ってきたサザエとか、福江産のお米とか。

フリーランスの物書きです。いまだ修業中の身。レベルアップしながら末永く活動していきたいと考えています。皆さまのご支援とご声援を賜ることができれば幸いです。