新ペンネームのこと、追記

　月面基地っぽい。馳月基矢の字面が、何となく。「これにする！」と意思を固めた後で気付いた。『宇宙兄弟』は大好きなので、結果オーライである。

　「馬」という字は、大学で遊牧騎馬民族のチームに入るよりずっと前から好きだった。小学生の頃から。蔵馬と星馬烈という、ものすごく好きだったキャラクターが抱いている字だから。

　ただ、「馬」そのものを名前に使わなかったのは、現在執筆中の小説の登場人物と重複するから。しかも彼、「藤」まで持っていっている。おかげでBUMP OF CHICKENに由来する字として真っ先に思い浮かんだ「藤」が使えなかった。

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　自分のペンネームを改めるちょっと前には、登場人物の名前決めでさんざん悩んでいた。作中人物の名前くらい、ちゃちゃっと直感で決めてしまってもいいのかもしれないが。

　名付けは苦手だ。タイトルもだし、人名もだし、異能バトルものでは技や武器やアイテムの名前も決めないといけない。センスのなさに頭を抱える。

　とはいえ、毎度めちゃくちゃ悩んできたかというと、案外そうでもない。史実ベースの話は登場人物の名付けが必要ないから気楽だ。ほかもたいてい元ネタがある話ばかり書いてきたので、人名は割とよかった。

　技の名前はお手上げだ。凝ったのは付けたことがない。たいへんストレートな名前ばかりである。本当は、熱い感じの技の名前を叫びながらアクションを繰り出すタイプも書いてみたい。

　五島を舞台にしたRPGでは、ちょっと楽しい技名を付けたいと思っている。「地獄堕鬼（じごくだき）」とか中二病感マシマシでよくない？　元ネタはうどんのレシピ（地獄炊き）だけど。

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　ペンネームを変えたことで便利になった点。「ハセ」と名乗ればペンネームでお店の予約ができる。これはよい。お店の人からは長谷さんだと思われているだろうが。

　ちなみに、ハセつながりで親近感がわいたので、打刀の「へし切長谷部」について調べた。織田信長によってそのヘンテコな名を与えられ、その後、黒田長政の刀になったらしい。

　付喪神である刀剣男士の長谷部は、どうも忠誠心が複雑骨折している。面倒くさくてかわいい。戦闘中は苛烈で、負傷しながら楽しそうに笑うとか。いいキャラしてるじゃないですか。長谷部、覚えた。

　というわけで、土曜日は焼鳥を食べに行ってきます。予約者名はハセです。

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今の気分は

ハルジオン

BUMP OF CHICKEN「ハルジオン」

　私にとっての「白くて背の高い花」は、大学時代の衝撃的な出会いからずっと聴き続けているBUMPだなあと。