未経験の仕事は「おしえて君ミーティング」をやるとうまく回りだす
未知の領域の業務をしなくてはならないとき、「おしえて君ミーティング」を行うとうまくいったので、その話を紹介します。
「おしえて君ミーティング」とは、その業務に詳しい人に、その業務について知りたいことを、矢継ぎ早に質問するミーティングのことです。
まず、その業務について、事前に書籍を読んだり、ウェブ記事を読んだりして学習します。
しかし、書籍やウェブだけではわからないことがたくさん出てきてしまいます。
そこで、書籍やウェブから自分がわかったことと、わからなかったことを一覧化しました。
そして、2時間*の「おしえて君ミーティング」をやって、自分がわかっていることとわからないことを、ホワイトボードに書き出しながら、詳しい人に質問を重ね、しっかりと教えてもらいました。
*人によっては、30分×4セットのような、細切れで進められる方もいます。
たとえばこんな感じです。
そうすると、驚くほどその業務の理解力が上がったのです。
具体的な変化ポイントはこんな感じです。
自分の言葉で話し、間違った部分を指摘してもらえると、リアルタイムで自分の知識がアップデートされる。
内容が合っていると、詳しい人に褒めてもらえる(これは結構うれしい)。
理解が進むと、書籍で読んだ知識と実際の内容が噛み合ってくる(これはとっても心地よい)。
私が新人だったときは、この手法・効用を知らず、「おしえて君ミーティング」はやっていませんでした。
そのせいか、未経験の業務をはじめるとき、いつも苦労し、いわば丸腰で臨んで玉砕していました。
しかし、このやり方をすると、その苦労がすごく減ります。
未知の業務の前にひと手間加えることで、いくらか余裕を持って、成果のレベルをグンと上げることができるのです。
このやり方を知らない方は、ぜひこの「おしえて君ミーティング」をすることをおすすめします。
ちなみに、このミーティングをするうえでのコツがあります。
熱意を持ち、スタンスを明らかにすること
自分の今の力量を開示すること
普段から業務に詳しい人とのコミュニケーションを重ねること
自分が絶対この仕事をやるんだ、という熱意を持ち、それを相手に伝えます。
業務に対する自分のレベル(自分から見た目算でOK)を相手にわかりやすく話します。
そういった相手とは普段からコミュニケーションを重ねます。雑談で全然かまいません。
そうすることで、相手からすると「なんだか未熟だけどガッツがあって自分の限界を知っているあいつ」からの頼みだから、やってやるか、という気になりやすいです。
ぜひこちらも、参考にしてみてください。
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