40歳になりました。
40歳になりました。
どうしようも無い人間ですが日々表現活動をさせていただけています。
思えば、ずっと他人のことばかり考えてきた40年でした。それは良い人とかそういうことではなく、僕の気質の特性で他人の気持ちや考えが自分の中に入ってきて、その人が何故そういう考えをしてのかとか、そういうことを追体験してまうからです。その時に、相手の気持ちになった時に相手から見た僕の悪いところをたくさん凝視しなければならなかったりと、身体に数人の感情が入っていて自己否定するような感覚になるのです。
だから、他人に依存して、僕はこんなに理解しているのに、どうして理解してくれないのか? などと勝手に期待し一人で裏切られた気持ちになったりしてきました。
他人の気持ちが入ってくるが、基本的に僕はワガママです。他人の感情が入ってくるということは、入ってきたら、それも自分なので、結果ずっと自分のことしか考えてないのです。
過去を思い返すと、ずっと視野がボヤけた感覚です。他人のことばかり考えて、そこだけにフォーカスを当ててしまって、周りの世界が全てぼやけていたのでしょう。
でも、この歳になって徐々に自分のことだけを考えて、他人の感情が入ってこないようにできるようになりました。すると、視野が鮮明に見えるようになってきて、全ての解像度が上がった感覚です。
欠落だらけの生物だったのが、徐々に人間に近づいてきているのかも。
これからも沢山失敗して、たくさん人に怒られるでしょう。でも、これならは他人の目は気にせずに自分軸を持てるように頑張る。知らぬうちに溜め込んで壊れないように。
自分にも優しくします。
くっきり見えるようになってきた世界は、思ったより綺麗で生きやすい場所かもしれないと最近感じている。
感謝を忘れずに、それでいて臆すことなく前に進み続けます。
日々ありがとう。
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