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社員・パートアルバイトの皆さんへ【社内報vol.4】2021-04-19 本当に必要なものしか残らない

世の中にはたくさんの商売やトレンドが存在します。そのほとんどは「誰かの課題解決」が存在理由です。例えば、最近流行りのウーバーイーツも、「お店に買いにいく時間がない」「美味しいものを家でも食べたい」というお客さんの課題を解決するというサービスです。家の近くにあるコンビニも、パン屋さんも、クリーニング屋さんも、そのひとつひとつが誰かの役に立っているのが存在理由です。一方で、時代の流れとともに必要がなくなり、姿を消していったものも数多く存在します。

この写真は何でしょう?

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社長と同じ世代かそれ以上の世代は持っていたと思います「ポケベル」です。当時の会社員にとっては、外にいても連絡がつく、と画期的なアイテムの登場であったに違いありません。その後、PHS、携帯電話の普及により、その必要価値は薄れて、今では存在すらしていないでしょう。不要になったものでも役目が変わって再生するものもあります。例えば「和傘」は、時代劇に登場するように、江戸時代まで庶民のあいだでも愛用されてきた代物ですが、現在は軽くて丈夫なビニール傘にとって変わられ、その役割のほとんどを終えています。全国的に見ても、片手で数えられるほどしか存在しない和傘屋さんですが、京都には「日吉屋」という和傘屋さんがあります。さぞ廃れてボロボロかと思いきや、毎日職人さんがセッセと和傘を作っています。では、その傘は誰が使うのか?実は和傘はヨーロッパに輸出され芸術性の高いランプシェードとして再利用されています。


「必要とされるから残っていく」お店も、仕事も、サービスも。もちろん保育園もそう。会社もそう。人もそう。他者から必要とされるから存在し続けることができますし、多くの人から必要とされることで、より成長もできます。
いつまでも必要とされる、施設と人でありたい。
それには時代の変容に合わせて変化し、自己研鑽していく必要がありますね。

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