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アサヒスーパードライの新旧飲み比べ

2月中旬以降に順次切り替えと発表された、アサヒスーパードライ。つまり2
月はリニューアル前後を飲み比べできそうということなので、やってみた。

リニューアルの詳細は以下。
『アサヒスーパードライ』発売以来36年目で初となるフルリニューアル
中味・パッケージ・コミュニケーションを一新し“新スーパードライ”を訴求
https://www.asahibeer.co.jp/news/2022/0106_2.html

主な内容は以下。
・発売以来初めて中味の処方を変更し“キレのよさ”は維持しながら“飲みごたえ”を向上
・煮沸の終了直前にホップを投入するレイトホッピング製法による“ほのかなホップの香り”を新たに付与
・発酵開始時の酸素量を制御し、酵母の働きを調整することで“発酵由来のビールらしい香り”を向上

リニューアル後の350mL缶パッケージ。比較の図はいつまでも載らないのでは。それにしても「当社一般的なビール」とは何だろう

新旧を近所で購入してから冷蔵庫で24時間以上静置し、泡なしで静かに注いで飲んでみた。注ぎ終わったときの温度はいずれも7℃だった。

←旧 新→

実際に並べて飲み比べると、違いはすぐ分かり、「もしかしたらはっきりとは分からないかも」という不安は払拭された。旧ははっきりとした甘味を感じるもすぐに消え、非常にさっぱりとした印象。逆に新は甘味は旧より弱いがより強いボディーを感じ、感触もすっきりしておらず粗い感じ。後味も長く残る。つまり、新のラベルにある飲みごたえと時間の2軸で表した図が、ちょうど入れ替わったかたちで感じた。

もちろん、造った側は泡なしで注いで飲むことを念頭に置いてこの図を描いているわけではないだろうから、図の作り方に問題があると言いたいわけではない。

好みは旧だ。人間は味わい慣れた香り・味をより美味しく感じるという法則そのままと言えばその通りだが、スーパードライらしいさっぱりさ、そして特に泡なしで現れる甘味が好みだ。

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