老化は予防できる。でもできないものが4つ
もう、歳だからしかたがない。
年齢とともにからだは硬く動きにくくなるものだと思い込んでいませんか?
確かに、加齢に抗えないものもありますが、筋肉や骨、皮膚、内臓はいくつになっても鍛えられます。
きちんと食事をして筋トレをすれば筋肉は育ちますし、骨に刺激を与え続ければ骨も強くなります。有酸素運動で心肺機能は強化できるし、血液や皮膚も食事と運動で改善できます。
ただし、老化予防が難しいものが4つあります。
「目・耳・歯・生殖機能」です。
❶目(白内障、緑内障、飛蚊症、網膜剥離‥‥)
眼球は鍛えられまぜん。悪くならないように大切に使うしかありません。
しかし、手術の技術も進んでいるので、悪くなっても健康に過ごすことができます。
【対策】スマホの見過ぎなど、目の負担になることは避けて、遠くを見たり、自然の中で目もリラックス。
❷耳(聴力低下)
加齢とともに聞こえる音域が狭くなります。モスキート音と呼ばれる高音域の音は若者にしか聞こえません。また、聴力も衰えて、高齢者になると聞こえにくくなる傾向にあります。耳も鍛えられません。
ただし、最新型の補聴器は小型で高性能。眼鏡をかけるように、補聴器で聞こえをフォローすることができます。耳が衰えてもそれが原因で健康を阻害することはありません。
【対策】イヤホンの使いすぎ、大きな音を聞くなどを避けて大切に使おう。
❸歯(虫歯・歯周病)
歯は一度しか生え変わりません。永久歯が傷んでしまったら、自分では回復できません。差し歯・ブリッジ・インプラント・入れ歯などのお世話になっている方も多いです。歯が一本もなくなって総入れ歯になっても、毎日きちんとメンテナンスできれば、健康で暮らすことはできます。ただし、歯周病などがからだの病気の一因となることがあります。
【対策】毎日の歯磨きと、定期検診を。
❹生殖機能(卵子、子宮、精子)
女性の卵子は数は生まれた時から決まっています。大人になって閉経するまで減り続けます。卵子は数だけでなく質も低下し、妊娠しにくくなります。また、ホルモンバランス等によって子宮の機能も低下し、妊娠しにくくなります。でも、生殖機能が衰えても、高齢になっても健康で生きていくことはできます。
筋肉や骨、皮膚、内臓はいくつになっても鍛えられますが、目・耳・歯は鍛えられないので、予防が大事!ただし、傷んでも健康に生きる技術がありますので、ご心配なく。
食事・睡眠・運動で、元気に長生きしましょう。
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