編みたいものを編むのがいいよ。
コロナ禍で本格的にはじめた編み物熱が冷めやらず、毎日、ぽつぽつ編んでいます。昨年から編みはじめたのは、インスタグラムで見つけた花のモチーフ編みをつないだカーディガン。海外パターンをダウンロードし、毛糸もスペインから取り寄せました。
海外パターンは1着編んだことがあったものの、かぎ針編みは、はじめて。そこで基礎本を購入し、こつこつとモチーフを編み続けること数10枚。
海外パターンって、日本の編み物本に慣れた身からすると、わかりづらいのよ。間違いもあるし! 今回の間違いは、なんとモチーフの枚数。指定枚数編んだのに、組み立てる段になって、「あれ?違うじゃん」と気がつきました。ほっぽり出したくなったけれど、わざわざ海外から取り寄せた毛糸だし、無駄にはできないっ、とがんばりました。編み物が得意な友人の助けなくして、編み上げられなかったと思います。
そんなこんなで、この年末年始の休みを利用して、ようやくできあがったのがこちら。
あら、かわいい。でもね、はじめてだったので、たぶん間違っているし、それからなんといっても、サイズ感が微妙。
ちいさいような、大きいような。
「編みたいから、やったことないやつにチャレンジするけど、最初はだいたい失敗するから、練習してからのほうがいいとわかっていても、練習はやる気が起きない😆」
と編み物上手の友人にLINEを送りました。彼女は、なんといってもきちんとスクールに通い、ちゃんと修行しているのです。でも届いた返事は
「編みたいものを編むのがいいよ!一年に数枚しか編めないからね!」
うんうん、そうだよね! なんかこれ、人生にも言えるな、って思った。
一生のうちに、できることって少ない。
いつかのための練習なんて、やってるヒマがあったら、いますぐ、やりたいことをやらなくちゃ。
下手でもいい。失敗してもいい。いつでも本気で本番しているほうが、わたしは楽しい。