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備え 4月24日

二十四節気の暦「穀雨」の通り、大地にとっては恵みの雨。
晴れていたらあれもやりたい、これもやりたいと思っていた
(主に庭仕事)私を制するかのよう。雨なら仕方がない。
春の土用だし、静かに過ごそうと諦めもつく。
お昼前にブーランジェリーカヌレさんへパンとカヌレなどを買いに行き
少しおしゃべり。ずっと渡しそびれていた北海道土産(フキノトウの
イラストパッケージの六花亭のホワイトチョコ)をようやく渡すことが
できた。

夫も休日だったが、本人の苦手な事務作業があってなんだかピリピリ
していて、のんきに過ごそうと思っていた私にまでそのピリピリが伝染する。こういうの、良くないですねぇ。そんなときでも絶対笑っちゃう
〇〇とか、何かいい切り札?芸?みたいなものを持っていたらいいのだけれど。雨だし気圧の変化もあって、こちらもこちらであまりいいコンディションではない。となると、何も受け取らないように(受け取ってしまったとしても)ポイッと手放して受け流すほかない。お互いそんな日もある。

晩ごはんはいつもより早めの時間に食べ終えて、その頃には二人して機嫌が回復。食後にゆるゆるワインを飲んでいた時だった。
ドドドドドドと重低音が聞こえたかと思うとグラリ。地震だ。
TONARIにいたので、すぐさま母屋のスイとモクの元へ行くと姿が見えない。と思ったら、二人ともテーブルの下でうずくまっていた。
幸い、三春では震度2とさほど大きなものではなかったが、今年に入って能登半島をはじめ、各地で(しかも広い範囲で)地震が発生している。
今一度、スイとモクのことはもちろん、家の中のことや避難用具の確認、
お店のことなど諸々、確認しておかなければ。

お店の閉店後にはいつも店内に飾った花器を集めてシンク内に置き、万が一地震などで割れたとしても、シンク内で収まるようにしている。日々の水の取り換えもこの方がラクなので。

背が高く、大きな花器は床へ。

同じく背の高いビンもの(写真はりんごジュース)はカゴに入れて床に。器もなるべく棚から下ろしておく。

自宅でも、頭より上には重いものや割れ物は置かないようにしている。
TONARIでは器は引き出し収納にして、その引き出しの中で器が動いて割れないように、滑り止めシートと晒を併用して敷いている。と、他にも諸々。携帯の防災アラートは鳴らなかったものの、比較的小さな地震だろうがなんだろうが、しばらくは胸がざわざわと落ち着かない。スイとモクも目をぱっちりさせてキョロキョロしていた。

4月24日(水)雨 最高気温17℃ 最低気温6℃
酔いも覚めてしまい、Amazonプライムビデオでなんとなく選んだ映画
「パーマネント野ばら」を見ることに。夏木マリはどんな髪型、服装を
しようが、どうしてあんなにサマになってしまうのだろう。菅野美穂の透明感、小池栄子のスカッとするカッコ良さも素敵だった。映画自体も良かったが、やりきれないというか、切なくなってしょんぼりしてしまった。