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近くの温泉へ 5月4日

あまりにも五月晴れらしい五月晴れ。
気温はぐんぐんと上がったが、雲ひとつなく空気がカラリと乾いていて
気持ちがいい。まだ虫も少ないしね。
晴れの日が続いているから、ここ数日はウッドデッキで夫と朝ごはんを食べている。ガーデン用の小さなテーブルと椅子を外に出して、ほんの30分ほど。そしてまたテーブルと椅子を部屋にしまって。と、朝ごはんごっこ?キャンプごはんごっこ?まるでおままごとのようだけれど、たったそれだけでも気分がいい。朝、日光にあたると幸せホルモン・セロトニンが分泌されるとか?そんな理由よりも、鳥たちの朝の集会に混ぜてもらって、木々が風になびく音を耳にしながら、昨日アッコちゃんにもらったスコーンとカラメルタタンとコーヒーを朝食にしているという、その状況だけですでに幸せ。今日も元気だコーヒーが美味しい。
ウグイスの鳴き声が聞こえると、飽きもせず口笛を吹いている。ウグイスには及ばないが、私の口笛も日々上達している(と思う)

定休日明けの出勤日。お店を休んでいる間は気の流れが止まっている。眠っていた「場」を起こすように入り口の扉を全開にして空気の入れ替えをするために風を通す。花器の水を取り替えて、掃除をしてモノを動かして。
自分を慣らすように、場も動き出すように手を入れる。連勤のときにはあまり感じることのないこの感覚。他の人から見たら「何が?」ということかもしれないけれど、見過ごさないようにしていようといつも思う。

今日はお店が終わってから久しぶりに三春の「斉藤の湯・下の湯」へ。
車で10分ほどだろうか。町内ながら、どこか旅情を感じることができていい。居合わせたおばあちゃんとひとことふたこと会話を交わし、ひと汗かいてまだ薄明るいうちに家に着く。移住したばかりの頃はよくこうやってあっちの温泉、こっちの温泉へと行っていたなぁ。今も久しぶりに訪れると、旅人のような、町民としてはまだまだビギナーだったあの頃の記憶が蘇ってくる。

5月4日(土)晴れ みどりの日にふさわしい新緑が町にあふれている。
in-kyoへも県外からはるばる足を運んで下さったお客さまもいらして
有難い限り。夕飯は我が家の産直はせがわ・お山の恵みのタケノコを
カワウソ著「酒肴ごよみ365日」に出てくるバーニャカウダに。
いただきもののこごみも一緒に。これ、白ワインにめちゃくちゃ合いますよ。