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ZARD "What a beautiful memory 〜軌跡〜"

僕にとってZARDの音楽は学生時代に耳にしない日がなかったことがないと言っても過言ではありません。
特別注目したり応援したりというほどではなかったのだけど、次々と生み出されるヒット曲、そしてBeingのタイアップ戦略でとにかく様々なメディアから坂井泉水さんの声が聞こえてくる。今考えると素晴らしい時代でしたね。

会場に着いて驚いたのは、集まっていたファンの構成が文字通り「老若男女」だったこと。なんとなく勝手なイメージで、自分くらいの年齢層が中心なのかと思ったのですが、お年を召した方や、小さな子どもを連れて来場していたご夫婦など、本当に様々な方々がいらっしゃり、年齢や性別に関わらず、たくさんの人々に愛されていたことを感じました。

そんな会場の雰囲気を見ながら、一緒に行った方とは、「そう言えば、ZARDのアンチって見たことないよね」なんて話をしていました。歌がいい、声もキラキラ、見た目は男性からも女性からも好感を持たれる清楚な印象。逆にここまで完璧だと見ていてツラいとか言う人もいそうですが、ここまで生きてきた中でそういう人に出会ったことはありません。

ライブは、スクリーンの中で歌う坂井さんに合わせて、生バンドやコーラスが演奏し、1つのステージを造り上げるというもの。メディアにはほとんど露出のなかった坂井さんがスタジオのような場所で一人で歌う様子がたくさん流れ、貴重な映像を見られていることに感動。そして、本当に坂井さんが時と場所を同じくして歌っているかのようにぴったり合うバンド演奏。一体どう調整しているのかととても興味の湧くものでした。

そしてバンドだけでなく、坂井さんにゆかりの深いアーティスト達が次々に登場し、坂井さんとコラボするという更に贅沢な内容でした。
錚々たるメンバーの中、僕のお目当ては言わずもがなの浅岡雄也さんだったのですが、浅岡さんだけでなく、Beingの時代を築いてきたアーティストの皆さんを目の当たりにすることができて、興奮に次ぐ興奮でした。
坂井さんと大黒摩季さんを横目に、川島だりあさんの元気一杯、バリバリ最強No.1な動きに見とれてしまったのはここだけの話だよ?笑

さて、話が横道にそれてしまいましたが(笑)、様々な楽曲の映像を見ることで、あらためてZARDの音楽にはたくさんの素晴らしいクリエイターが関わり、その思いを坂井泉水さんがしっかりアウトプットされていたこと、また、坂井さんがただの綺麗な方ではなく、とても可愛らしい、チャーミングな方であることを再認識しました。歌うときの少し物憂げな表情も良いですが、MVの中で見せる笑顔やちょっとお茶目な仕草がとても可愛い。年上の女性に言うことではないが、可愛い。逝去されてかなりの年数が経ちましたが、それでもこれだけのファン(ファン以外も)魅了する坂井さんの魅力が少しだけわかったような気がします。

「What a beautiful memory〜軌跡〜」間違いなくたくさんの人に泉水さんの歌が届いたと思います。

坂井泉水さん、出演された皆さん、そしてこのプロジェクトに関わった多くの皆さん、ありがとうございました。

では、また明日!

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