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ピアノが続けられないと思ったとき3選笑

職業じゃないし、いつでも音を鳴らせるわけじゃないから限界があることは理解してるけど、それでもできるだけやれることは多く、人前で演奏できるなら質の高い物を、と思っている。

でも、指なんていつ動かなくなるかわからないし、五体満足な状態があとどれくらい続くのかわからないし、とにかくいつか来るであろう、自分がピアノを弾けなくなる日を考えると、その後には何が残るのか?などとグダグダ考えてしまうことがたまにある。

今まで生きてきた中でもう音楽を続けるのは無理かなと思ったことが3回ある。

1つ目は仕事がやたらと忙しくなった時。ほとんど残業の毎日で、休みの日も職場に行かないと追い付かないような環境。
いつもなら最後の最後まで参加する演奏会の打ち上げにも、仕事に追い込まれ過ぎて一次会で一通り挨拶回りしたら途中退席しないといけなかったくらい。
これが続いたら自分はいよいよプライベートが崩壊すると思っていた矢先、異動の辞令が。次の職場も色々大変だったけど、さすがに休日返上でということはなくなったから、活動を元に戻せたね。
そもそもこの職場はそれまでのやり方が非効率すぎたので、それをシステム化するための時間がかかっただけなんだけど、とにかくマイナスをプラスに転じさせるには抜本的に手順を見直さなければならず、本当に苦しかったです。2年かけて色んな業務を見直して、よし、3年目は自分主導で時間外勤務を大幅に減らして業務改善実績として上司に報告してもらおう!と思っていたのに、そのタイミングで異動なんてね。人生なかなかうまくいかないみたいだ笑

2つ目は、音楽以上にはまるものができた時。20代の後半にスポーツクラブのプログラムにはまって、1日の半分をジムの施設内で過ごしたこともありました。さすがにその頃は集中して音楽に取り組めていなかったと思います。それでも演奏会などには出させていただいてたけれど、今思うと恥ずかしい演奏してなかったかな。。まあ、他に心奪われたとはいえ、楽しくやっていたからこれはこれで良かったのかも。身体を使ってリズムを感じたり、拍一杯を使って動くことを意識できるようになったし。

3つ目は指先の皮が剥けてボロボロになった時。時には鍵盤を打鍵するだけで痛みを伴うようになりました。もっとひどいときには皮が剥けた所から血が滲んで、鍵盤にうっすら血のりがついてしまうなんてことが・・。指人形の如く全ての指に絆創膏を巻いてましたね。そんな状態でアマチュア向けのピアノコンクールに挑戦したけれど、鍵盤を汚してしまわないか気になって演奏どころじゃなかったよなぁ。確か通過できなかったと思います。当たり前だ笑
皮膚科に行ってもはっきりした原因がわからなかったので、このまま指が機能しなくなるのではとも思ったのですが、気が付けばいつの間にか治り今に至っています。きっと自覚のないストレスだのなんだのがあったんだろうなぁ。とにかくこの時は本気で音楽から離れることを考えてしまいました。

他にもちょくちょく大変なことはあって、でもその度になんとか乗り越えて、ここまで続けて来られました。長けりゃいいってもんじゃないけど、とりあえずキャリアだけは長いぜ!ということで、誰得な自分記録更新中ですが、これからもぬるぬるやっていきますので、お付き合いいただければと思います。

では、また明日!

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