見出し画像

2021/9/1 FIELD OF VIEW Extra Rare Songs Sellection Live 感想

浅岡雄也さんのファンスペースに書き込んだ内容ですが、せっかくなのでいつか見直した時用にこちらにも転記。Rare Songsというだけあって、今となってはもう生で聴くことができないだろうとほとんどあきらめていた曲をたくさん聴くことができたことが何よりの収穫。
ということで、以下はFaniconのチャットに書き込んだ内容の転載(一部文言を変えてはいますが)。

浅岡雄也ソロから入った僕にとって、よく知られた以外のFIELD OF VIEWの楽曲はライブで聴いた経験がほとんどなく、実際どのように演奏されるのか楽しみにしていました。まだ自分が知らぬFIELD OF VIEWに出会える期待に気持ちは高ぶりました。

レアという名目にたがわず、シングルアルバム問わず全ての楽曲から集められたセットリストには、1曲ごと、曲が始まる度に心踊らされました。特に後期の作品の貴重な演奏や、アガるアルバム曲でガンガン攻めてくる後半の構成にはもう盛り上がる以外のことはできませんでした。
浅岡さんは前半空調などの理由で苦労されていたようですが、後半一気にギアの上がった歌声は圧巻でした。

翌日に浅岡さんがつけた歌唱の自己採点が低すぎて驚きましたが(自虐も含んでいるとは思いますが笑)、集まったファンが敢えて点数をつけるならもっと高かったはず。それに、仮に本当に歌がその点数で奮わなかったとしても、ライブ全体を通して見ればバンドの皆さんやオーディエンス、スタッフさんの熱気とパワーでもっと高い点数に押し上がっていたと思います。ライブは会場にいた全員で作り上げるもの。ステキですね。

バンドメンバーの演奏もそれぞれ見せ場があって楽しめました。小橋さんのドラムは素晴らしかったですね!力強いけど決して乱暴でなく、アタックの動作もスタイリッシュで上品。変化する表情も音楽を細かく感じ取っていることが伝わりました。

セットリストを振り返ると、どの曲も印象深い曲想なのに、似ている曲がなく、個性が際立っていました。FIELD OF VIEWが取り組んでいた音楽の幅広さをあらためて感じずにいられません。
そういう曲だけを選んだのか?そうではないと思います。今回演奏されなかった他の曲のどれを聴いても、曲想の被りはほぼないように感じます。それだけ当時のFIELD OF VIEWのプロジェクトが視野に入れていた音楽性が非常に多岐に渡り挑戦的・野心的な物だった、と言えるのではないでしょうか。

20年以上前の曲達が令和のFIELD OF VIEWによってあらためて息を吹き込まれ、懐かしくも新鮮な感動を与えてくれました。
50歳を過ぎても、なおひたむきに音楽に向き合う浅岡さん・小橋さんの姿勢を媒介として、聴く者それぞれが、自分の通ってきた人生のストーリーに当て嵌め、より深く楽曲に共感できたことも理由の1つではないでしょうか。

最後に、今回、CD以外では聴くことができないだろうとあきらめていたレア曲の数々に触れることができたことはとても興奮することだったし、実際演奏する皆さんの姿を見ることでイメージが鮮明になり、お気に入りとなった曲がいくつもありました。
そして、残念ながら今回演奏されなかった曲にもいつかどこかで会えるかもしれない、そんな期待を繋げてくれるライブでもあったと思います。
その期待を抱えながら、これから先もFIELD OF VIEWの音楽を深く嗜み、楽しんでいきたいと思います。


画像1

セットリスト。もう出してもまずくないよね??
予想順位というのは、他のファンの皆さんと曲の予想をして、得票数で順位をつけたものです。

画像2

事前予想で上位だった16曲のリスト。ピンク色のセルが実際に演奏された曲でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?