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ピアノ練習中、ふと思ったこと

今日は久しぶりに長くピアノに触ることができて、今進めている2つのユニットでやっている曲を片っ端からさらいました。
どちらのユニットも予定が変わらない限りは6月に演奏機会があるので、それに向けて練習しているのだけど、思っていたより難しくて苦戦気味です。
それでも1つは大分楽譜どおりの音が弾けるようになってきて、あとは個人練習でなんとかなりそうな所まで持ってこられました。
もう一方は音源から比較的複雑な音を採らないといけないのでなかなか大変なのですが、長い期間をかけて少しずつ進めてきたことで大分曲になってきました。まだまだたどたどしい状態だけど、良い曲が多く、自分で弾きながら心が丸くなっていく感じがします。もっとしっかり音を採って流暢に演奏できるようになったらどれだけ楽しいだろう?そんなことを思いながら、今日は正しい音を探す作業を進めたのでした。

ところで、今日練習しながら、ピアノを習い始めた時のことを急に思い出しました。
街の古いビルの中にあったYAMAHAの小さなレッスン室で、楽譜の読み方とか音の出し方とかを何も知らないところから教えていただいた、子供の頃のこと。
その時はただ目の前の楽器が鳴るのが楽しかった。弾ける曲が増えるのが嬉しかった。それは今も変わらないんだけど、36年前、何も考えずただやりたい気持ちだけで始めた物が、今こうやって自分のイメージを音に乗せられるようになり、更に自分の生活を豊かにする物になっているなんてすごいなって思うのよ。自分のことながら、ちょっとしたドラマを感じたのよ。別にたくさんの人に聴いてもらえるほどの物ではないかもしれないけど、音楽を続けてきたことが今の自分のほぼ全てを造り上げてきたと言っても言い過ぎじゃないなって思ってね。練習中の曲の素敵なフレーズがその気持ちを更に昂らせて、しんみりしてしまいました。

でも、まだまだ僕は音楽を続けていくし、音楽を通してもっとたくさんの人とつながり、経験し、気の合う仲間や憧れている人と一緒に何かをやっていくつもりです。これからもレベルアップを重ね、何かに気付く度に、このnoteに思いを書き連ねて行くと思います。個人的な内容になることもあると思いますが、気が向いたらこれからもお付き合いいただければ嬉しいです。

では、また明日!

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