面白いことをしたい

面白いことをしたい!と常々思っていて、でも一人の力ではできないので、同じ思いを抱いて一緒に盛り上がってくれそうな人を探しているわけなんだけど、逆にこちらの立場としては「こういうことをやりたいから力を貸してもらえないか」なんて言われたらすんなり快諾しちゃうものだから、頼んで来た人がある意味肩透かしを食らったようになる。もっと色々注文をつけられると緊張しながら話を持ってくるみたい。

そんなわけで、どっちのパターンで動き始めたとしても、とりあえず情熱を持って物事にあたるんだけど、どうやら僕はその熱量が人より高いことが多いらしい。その分岐となるのが、「自分達が楽しみたい」のか、「集まってくれる人に楽しんでほしい」のか、だと思うんだよね。

基本的に僕がやりたいのは、色んな人が一堂に会して、一粒で2度も3度も美味しい状態。だから集まってくれる人の動きを想定して考える。

もちろん他の人もそう考えている、始めのうちは。でも、いざ手をつけ始めると思っていた通りに物事が動かなくて間に合わなくなり、適当なところで妥協してしまうことが多い。複数人数でやっていることなので、もはや自分一人の力ではフォローできず、そのまま事が進んでしまうことがある。仕方がないと思う反面、この人はそういったリスクを考えずに盛り上がっていたのか?と思ってしまう。だから、自分達が楽しめたから良かったねという反省に終わるような催事だと、一人不満に思っていることが多い。

やっぱり、イベントや演奏会に来てくれたお客さんに楽しかったと言ってもらえることが第一。
よく「お客さんに楽しんでもらうには、やる側が楽しまないと」なんて言うけど、それは、そこまでやるの?と思われるくらいとことんやれるほど準備が充実している状態であって、小手先で適当なことをやって笑いを取ろうとしても、全く意味がない。第一、そういうのは苦し紛れなことがほとんどで、白けたムードの中暗礁に乗り上げていることが多い。やる側が楽しむってのは、どんな状況でもやりきるという気概を持った状況があってこそのもの。

そうは言っても、なかなかスタッフ全員の気持ちを同じ状態に底上げすることは難しく、時に自分も小手先でやってしまう立場にいるかもしれない。
でも、できるだけ色んな人が楽しいと思える環境を作るため、自分ができること、協力できる強い仲間を作っていきたいと思いながら毎日を送っているのです。

では、また明日!


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