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リズムの裏を意識しよう(その1)

物事は何でも表裏一体。見えている物には必ずその理由がある。裏がある。

音楽もそうで、重きが置かれる拍は表拍、そうでない拍は裏拍と言います。
演奏する時にはこの裏表をしっかり意識するとリズムが安定して、音楽の質がぐっと変わってきます。

演奏者だけに限られることじゃなく、オーディエンスとして音楽に乗って身体を揺らしたり、手拍子したりする時も、このことを意識することで楽しみ方がグッと変わってきます。

じゃあ、リズムの裏って何?と思われるかもしれません。

「1、2、3、4、1、2、3、4・・」
と拍を取るときに、数字で書かれた部分が表になるので、その間の「、」が裏になります。
(説明の仕方によっては「1」や「1、3」を表として、それ以外の数字を裏とする場合もありますが、今回の投稿では数字を表、それ以外を裏とさせていただきますね。)

ライブなどで実際に4拍子の曲に手拍子をつける場合は、全ての数字か、「2」と「4」で叩く場合が多いです。

「かーえーるーのーうーたーがー♪
 きーこーえーてーくーるーよー♪」
※「♪」は休みの一拍分です

全ての数字で叩く場合は歌詞と「♪」の時
「2」と「4」で叩く場合は「え」から1つ飛ばしで「え」「の」「た」「♪」「こ」「て」「る」「♪」の8回になりますね。

文字で書くとわかりづらいですが、実際に叩いてみると簡単だと思います。

では、今歌った歌詞の部分を、音程はそのままで1から4までの数字に置き換えてリズム通り叩くことはできますか??

「1ー2ー3ー4ー1ー2ー3ー4ー
 1ー2ー3ー4ー1ー2ー3ー4ー」

どうでしたか?歌詞に合わせて叩けたならそんなに苦労しないと思いますが、うまくいきましたか??

長くなりそうなので、今日はこの辺で。
その2に続く

では、また明日!



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