トムとジェリーに使われている音楽

働いていることでどうしても自宅にいられない保護者のため、放課後児童クラブでカバーできない時間帯、自治体で独自に受け入れを行っていまして。昨日、そのサポートで小学校に行ってきました。

子ども達が密にならないよう、一定の間隔を空け、プリント学習などし、一時間毎に換気。大分暖かくなってきたものの、僕の住んでいるところはまだまだ外の空気は肌寒いので、10分間窓を開け放つのはなかなかツラいですね。

さて、学習が一段落したら、お楽しみのDVDタイム。今の子どもたちにもトムとジェリーは大人気!懐かしいなぁと思い、何気なく一緒に見ていたのですが・・。

あれ?使われてる音楽、本格的じゃね?

トムとジェリーのドタバタ劇の後ろで、聴き馴染みのあるクラシックの名曲が流れまくっている。更に、キャラクターの動きに合わせて効果音的に強弱もしっかりつけられていて、アニメを見ながら、無意識に上質な音楽にも触れられている!そんなことに気付きました。
細かい一挙一動に合わせた編曲なので、音楽担当者はとても苦労し、とてもこだわったんじゃないかな。こんなに丁寧に一つ一つ作られていたんだ!と感動すら覚えました。

使われている曲の原曲は、オーケストラの物がほとんどでしたが、1つだけ、最初から最後まで全てショパンのピアノ曲(演奏はオーケストラ)だった話がありました。革命や蝶々といったエチュード、有名なワルツ、更にはスケルツォなど、大曲のフレーズもいくつか飛び出して、トムとジェリーのやり合いにしっかり呼吸が合ってるものだから、さすがにその時は身を乗り出して、ククッと肩を揺らしながら笑いをこらえていました。子どもより楽しむわけにはいきませんからね。

コロナ関係で暗い気持ちで行った先で、思わぬ出来事に出会い、楽しい気分で帰って来られたのでした。音楽やってたから気付けました!良かった!

皆さんもトムとジェリーを見る機会がありましたら、ぜひ使われてる音楽にも注目してみてください!好きな曲が飛び出してくるかもしれませんよ!?

では、また明日!

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