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手拍子について考えてみる:その2

ライブの中盤、ノリの良い曲で熱く激しい演奏が繰り広げられ、お客さんのテンションも最高潮!会場内の一体感は画面越しでは得られない興奮があります。

そんな時、音楽に合わせて手を叩き、盛り上がるのですが、自信を持って手拍子を入れられない!そんな人もいるでしょう。

まあ、大部分は知らない曲が演奏された時か、リズム感に自信がないかなんでしょうけど、それについてはまた今度ということで、今回は手の叩き方についてまとめてみようと思います。

手拍子なんて違いはない!各人の好きにしたらいいじゃん!って言う人もいそうですが、手拍子を入れるってことは、ノリが良くテンポの速い曲のことが多いので、クラップ音もキレ良く明るい音を出せたら更に楽しいと思うのです。

よく両手をしっかり開き切って、目の前で合わすように叩く人を見かけますが、音が散って乾いた感じになるだけでなく、叩いた衝撃が両手全体に広がるので、ライブ後に指の関節や手首が痛くなってしまう可能性があります。(経験のある方いませんでしょうか?)

両手とも軽くくの字に曲げて、片方の手のひらの指の付け根辺りにもう一方の手の指を当てるようにすると、張りのある、遠くに届くいい音が出やすいです。両手を開き切って合わせる叩き方より接触部分が少ないので、手や手首への負担も減り、思い切り叩けるようになります。

この時、どちらかの手をあまり動かさずに固定に近い状態にすると、細かいリズムや音の強弱をつけることができ、更に楽しくなります。手の動きが音楽の早さに追い付かないという方がいたら、騙されたと思ってやってみてください。

手拍子は誰でもできる行為ですが、ちょっとの加減で音やキレが変わるので、ライブによく行く方は是非研究してみてくださいね。

では、また明日!

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