見出し画像

リズムを取る際に身体が使えていないと思う理由

昨日の投稿では、リズムが取れていない人の理由として、「1身体が使えていない」「2テンポどおりに音を感じられていない」の2つを挙げました。
そのうち今日は「1身体が使えていない」について書いてみようと思います。

1身体が使えていない
音楽に聞き入ってはいるんだけど、何のリズムを取ってるんだろう?と不思議に思ってしまう状況に遭遇することがあります。リズムは感じてるんだけど、実際にそのリズムと身体の動きがリンクしていないように見える人が結構いるように思います。
多いのは、つま先やかかとでリズムを取る人、首というか顎を突き出してリズムを取る人、そして拍に合わせてうなずくようにリズムを取る人・・。
音楽をどう感じるかなんて勝手だと言われてしまいそうですが、それでもお薦めしない理由はこれから述べる通り。

まず、つま先やかかとを動かす場合は足首やくるぶしなどの細かい筋肉を使うことになるのですが、これを一定の早さと強さで安定させるのはなかなか難しい。ガシガシ踏み込むならまだしも、大体はつま先かかかと、どちらかだけ動かすことがほとんどじゃないでしょうか。これらを思っているリズム通りに動かせる人ってあまりいないと思います。
あなたがこれらをリズム良く動かせる人であれば、きっと全身のバランスが良く取れている方なのではないかと思います。

顎を突き出してリズムを取る人は、音に合わせて力は入りやすいのだろうけど、可動域が少ないから音楽の緩急に十分ついていけないのではないだろうかと思います。動かしすぎて首の筋を痛めたり、鼻水が飛び出さないか心配です。見た目もあまり良くないし。

逆にうなずくようにリズムを取る人は、きっとこの中では一番しっかり音楽を捉えられるんだろうけど、あまり細かいリズムはうなずいてばかりではいられないし、脳がぐちゃぐちゃになって具合が悪くならないか気になります。頭の動き以外にしっかりリズムを取れる動きと組み合わせられれば良いと思います。

いかがでしょうか。言われてみたらそうかなぁと思っていただけたでしょうか。上に挙げた3つの部分が悪いとは言いませんが、なるべく可動域が大きく、音楽に合わせて細かく動かせる部分で音を取れると良いと思います。
やっぱり動かしやすいのは指先とか全身だと思います。テーブルの上でトントンとやるように指をはじいたり、身体全体でリズムを取るようにするとうまくいくんじゃないかなーと思っています。

次回はこの続きで、「2テンポどおりに音を感じられていない」について書いていこうと思います。

では、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?