「ほろびて」の『あでな//いある』(細川洋平作・演出)を、こまばアゴラ劇場で観る。美容師とお客の会話から始まるが、意外な展開に進む。劇作家として筆が走っているのがよくわかる。長台詞のモノローグも、すぐれている。現実とまっこうから向かい合った誠実な舞台だった。二十九日まで。
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年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。