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藤田俊太郎インタビュー掲載を早めます。

 今朝の朝刊に、読売演劇大賞の発表があった。読売は、5人の優秀賞をまず審査員が選び、演劇関係者100人の投票によって最優秀賞が決まる。審査員は批評家が多いが、関係者には、ジャーナリストや制作など幅広い。いわば、演劇界全体の人気投票になる。

 優秀演出家賞に、藤田俊太郎が選ばれていた。投票の結果がきになっていたが、「Violet」と「Nine」の仕事が評価されて、最優秀演出家賞に選ばれた。藤田はすでに、新人賞にあたる杉村春子賞を受けているが、杉村賞をとった人々が、のちに最優秀賞をとるのは、またむずかしいと思う。

 持続的に仕事をした人間だけが、こうした栄誉に恵まれ、またよい循環に入っていく。
 
 今月に入ってからこのnoteでは、藤田のインタビューを連続して掲載している。その最終回にあたる原稿は、明日、掲載の予定だった。ただ、こうした知らせを受けたので、一日早く、アップロードすることにした。どうぞお読み下さい。

年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。