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四代目市川猿之助(亀治郎)の仕事

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二代目市川亀治郎時代に、四代目とは、なんどか人生が交錯したことがある。一度は、パリの日本文化会館のレクチャーに出て頂いた時、もう一度は、ロンドン、バービカンセンターで『NINAG…
亀治郎、猿之助について私が書いた劇評をたどることで、彼が、歌舞伎俳優として、どのような試行錯誤をし…
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#中村隼人

【劇評187】 猿之助の智慧。観客の好みを知り尽くした舞台

 歌舞伎座の十一月は例年通り、顔見世の月だけれど、八月からの四部制が続いている。大顔合わ…

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長谷部浩
4年前
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【劇評174】幸四郎の冷酷と猿之助の妄執。怨嗟にあふれる世界を撃つ舞踊劇「かさね」

 四部制は、間の消毒の時間を考えると、ひとつの部の上演時間に制約がある。また、半通しのよ…

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長谷部浩
4年前
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【劇評273】染五郎、團子、隼人。売り出しの花形を押し出す『弥次喜多流離譚』。

 歌舞伎という巨大な怪物は、どれほど斬新な新作も、やがて、その胃袋に呑み込んでしまう。 …

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長谷部浩
2年前
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